こんにちは!
昔は結構スポーツ少年だったのですが最近はめっきり運動をしなくなってしまったフカセです(`・ω・´)ゞ
一方で昔はそんな好きじゃなかったビールが最近では大好きになり、ビールっ腹に拍車がかかってきたため危機感を覚えています(´・ω・`)笑
いや〜、ほんと適度に運動しなきゃですね!!
ということで今回は運動にちょっと関わるお話です笑
今回はちょっと一息つくための小ネタって感じなので気軽に読んでください。
スポーツ選手はプロペシアの服用NG!?
プロペシアの主成分であるフィナステリド。
実は、世界反ドーピング機構(WADA)の「禁止薬物リスト」に載っていたことがあるんです!
「な、なんだって〜〜〜!?」
といういいリアクションをしてくれていたら嬉しいです笑
国内で実際にあった例としては、
2007年7月13日、ソフトバンクの球団にいたガトームソン選手のおしっこからフィナステリドが確認され、ドーピング違反となりました。
そしてガトームソン選手は20日間の試合出場停止という処分をうけてしまいました。
ガトームソン選手も「筋肉増強剤の隠蔽のために飲んでるわけじゃないのに・・・。」
と当然ですが不満だったようです。
また、海外でもブラジルのサッカー選手であるロマーリオ選手など、フィナステリドを服用していたせいでドーピング違反となった例があります。
なぜ禁止薬物なのか?
反ドーピング機関に目をつけられている成分だなんてフィナステリドって実は危ない薬なんじゃ・・・!?
って不安になりそうですよね笑
でも安心して下さい。
実際に服用されている方は既に知っていると思いますが、
他のドーピング薬のように、筋肉を増強させたり気持ちが高ぶったりだとかそういった効果はありません!
そんな効果あったら僕もいまごろムキムキの筋肉マンになってると思います笑
それではなぜ禁止薬物なのか?
それは、フィナステリドを服用することで、筋肉増強作用をもつドーピング薬の服用をごまかすことができるからです!
マスキング効果のメカニズムは?
ではなぜマスキング効果があるのでしょうか?
筋肉増強には男性ホルモンである、テストステロンが一役買っています。
そこでテストステロンを注射して筋肉増強につなげる試みもあったみたいですが、すぐに肝臓で分解されてしまって大した効果はなかったようです。
その問題点を解決するために、分解されにくいテストステロンに類似した構造をもつ化合物や、体内に入るとテストステロンに変換されるような、アナボリックステロイドというものがドーピング薬として利用されてきたようです。
となると、フィナステリドがテストステロンのDHTへの変換を阻害するなど、男性ホルモンに関与していることを考えても、アナボリックテストステロンの正しい検出が難しくなりそうであることはなんとなーく想像がつきます。
ただ、正直ちょっと調べたぐらいじゃ具体的にどのようなメカニズムでマスキングをしているか詳しいことはわかりませんでした。
ですので残念ながらここについては確かなことは言えないですすみません^^;
現在はどうか?
現在もフィナステリドはスポーツ界では禁止されているのでしょうか?
実は、その後検査法が改善されフィナステリドを服用していてもそういった形跡を消すことができなくなったため、2009年に禁止薬物リストからは外れました!
現在の技術ならちゃんと筋肉増強剤との判別ができるようになったということですね!
これで男性型脱毛症のアスリートの方は安心してプロペシアを飲めるようになりました(*´ω`*)よかったよかった
まとめ
結局のところフィナステリド自体に他のドーピング剤のような作用があるわけではありませんでした!
今回、まさかこんなところにフィナステリドが関わってくるとは・・・!
と意外だったため、AGA治療の本筋とは離れますがご紹介してみました。
これからも何か面白そうな話があったらちょくちょく記事にしていきたいと思います!!