こんにちはフカセでございます(`・ω・´)ゞ
前回の記事で、ヘアマックス(HairMax)に関して質問を頂いたのですが内容的にもう少し詳しく考察したかったので別記事にすることにしました。
Googleでヘアマックスと検索すると「ヘアマックス 効果なし」とか「ヘアマックス 効かない」とかが予測キーワードで出てきており、多くの人がその有効性に疑いをもっているようです。
というわけで今回は、副作用がないと言われるヘアマックス(HairMax)について基礎的な情報から、臨床試験についての論文をもとにしてその効果の真偽まで深く、そして幅広く考察してみたいと思います!
幅広く扱った結果ちょっと長い記事になってしまいましたが・・・^^;
それではさっそくいってみましょー!
目次
ヘアマックスの基礎情報
ヘアマックス(HairMax)は育毛用の低出力レーザー装置です。
アメリカのレキシントンインターナショナルLLC(Lexington Int., LLC)という会社が開発した世界初の育毛用レーザー装置でもあります。
また、2001年3月から販売が開始され今では世界の165カ国以上の国で販売されているという実績があります。
なので意外ともう15年以上もの歴史をもって広く普及している製品ということになりますね。
そして、ヘアマックスはFDA承認の育毛医療機器だとよく書かれていますね。
皆さんもヘアマックスについて調べていると何度か見かけたのではないでしょうか?
ただ、この“FDAに承認された”というのは何を意味しているのかが不明瞭ですよね。
というわけでまずはその点について調べてみました(`・ω・´)ゞ
FDAに承認されているのは安全性だけか?
FDA(Food and Drug Administration)は日本語にするとアメリカ食品医薬品局となりまして、日本でいう厚生労働省の役割を担っている機関です。
そのFDAに認可されたということなので、なるほど効果はありそうです。
しかし、FDAの日本版である“厚生労働省認可の育毛剤”という文言はその育毛剤の効果まで保証しているわけではないです。
おそらく本格的にAGA対策をされていて育毛剤選びも真剣にされている方なら、この点についてはご存知かと思います。
なので、この事実を知っている方はヘアマックスのFDA認可についても「ただ安全性が保証されてるだけで効果が保証されてるってわけじゃないんじゃない?」っと疑っちゃいますよね。
僕もはじめはそんな感じで半信半疑でした。
で、もうちょっとこのFDA認可の持つ意味を詳しく調べてみました。
すると僕のはじめの予想に反してヘアマックスについてはどうやら効果についても認可されているということがわかりました!
具体的に時系列順に認可の内容を並べると下のようになります。




このように、ちゃんとAGA治療に有効な装置として認可をうけています!
ちなみに、FDAに承認されているのはAGA治療薬の二大巨頭であるフィナステリド、ミノキシジルに加えてこのヘアマックスの3つだけです。(最近は植毛も有効ということで認可されたようですが他3つと同列に扱うのは違う気がするのでここでは除いてます)
このことからも、いかに低出力レーザーによる治療が有望であるかがわかるかと思います(・∀・)!
レーザーで発毛することなんて有り得るのか?
ところで、レーザーを当てることで毛髪が増えたり強くなったりすることなんて本当にあんの?
と思う方も多いかと思います。
僕も昔はそう思っていました。
今までこういったタイプの治療機器なんてありませんでしたしね!
ただ、その効果を裏付けるような話が育毛とは真逆の“脱毛”の分野で見られました。
実は脱毛をする人の間ではレーザーによる育毛効果は副作用として有名だったりします。
というのもレーザー脱毛や光脱毛をすると、むしろ脱毛したい場所の毛の硬毛化が見られることがあるようです。
脱毛したい人にとってこの硬毛化現象は厄介ですけど、僕らのような硬毛化を望んでいる人にとっては最高ですよね笑
ただ、当然ですがそのような脱毛用のレーザーは高出力なので育毛には向きません。
そして副作用だった硬毛化を主作用と変えるため出力を抑えたのがヘアマックスです。
ヘアマックスの発毛促進メカニズム1
ヘアマックスの発毛促進メカニズムの1つはいわば光合成です。
え、いやいや植物じゃないし光合成とかしないっしょ!
って思う方もいるでしょう。
確かに、光合成をおこなう器官である葉緑体をヒトは体内に有していません。
じゃあどういうことかというと、葉緑体に近い働きをする器官がヒトにもあるということです。
それが、ミトコンドリアです。
高校生物なんかでもでてきますよね。
普段、ミトコンドリアはグルコースを分解して生じた分子などを利用してATP(アデノシン三リン酸)という高いエネルギーをもつ分子(下図)を産生します。
ATPはエネルギー通貨のようなもので、ヒトはエネルギーを一旦ATPという形にして保存しておいて、必要になったときにそれを利用しています。
葉緑体では太陽光でエネルギーが作られていますが、ミトコンドリアでは赤色の光によってATPの産生が促進されるようです。
実際に、赤色の波長のレーザーを当てると細胞レベルでATPが増加することが確認されたデータも出ています。
そしてATPはエネルギー源ですので、ATPが増加することで細胞増殖やタンパク質の合成が活発になったりします。
ですので、毛髪をつくる細胞の成長を促したり、毛髪の形成に関わるタンパク質の合成が盛んにすることで発毛促進効果をもつと考えられます。
ヘアマックスの発毛促進メカニズム2
もうひとつ発毛促進に関わるルートが存在しています。
それは、細胞増殖シグナルの活性化によるものです。
こちらのシグナル経路も出発点はミトコンドリアです。
ここでは詳しくは説明しませんが、ROSとかNOといった分子もミトコンドリアから生まれるのですが、これらがシグナル分子として最終的に成長因子の産生や細胞増殖を促進させる経路を活性化させると考えられています。
メカニズム1と2をまとめたのが下の図になります。
以上が最も信頼できるヘアマックスによる発毛促進メカニズムです。
しかし、残念なことにヘアマックスと検索して出てくるサイトにはやはり意味不明なことを書いているところが多数ありますね。
例えば、検索して上位に出てきた「ハ〇ラボ」サイトを見てみたら「育毛に欠かせないアデノシン三リン酸をレーザーに含んでレーザーで頭皮を刺激して育毛をする」などと書かれていましたが全くのデタラメです。
検索上位のサイトがこのありさまということでホントに呆れる限りです・・・。
その他にも・・・・と続けたいところですが愚痴を言うのが主旨ではないのでこの辺にしておきます^^;笑
臨床試験の方法
ここからはヘアマックスの効果を評価した臨床試験について見ていきます。
結論から言っちゃうとヘアマックスは薄毛改善に対する有効性が確認されたということなので「臨床試験の細かい話にそんな興味ないっす」という方は臨床試験のパートは飛ばしてもらっても構いません。
臨床試験では本物の低出力レーザー装置(HairMax)と、見た目が同じ偽の装置が使用されています。
そして、これら2種の装置を使うことで二重盲検試験という最も信頼性の高い臨床試験を行なっています。
二重盲検試験なので、被験者も観察者も誰が本物の装置を使用しているかわからない状態で発毛効果の評価がされています。
装置を使う被験者の人も、被験者の毛髪量を評価する人も、誰が本物の装置を使用したかわからないためプラセボ効果であったり、観察者のバイアスのかかった評価を防ぐことが可能となります。
※ 観察者のバイアスのかかった評価: 本物の薬を飲んでいる被験者には何らかの治療効果があらわれるだろうという先入観により、治療効果があるとご評価されてしまうこと。
臨床試験の被験者情報
男性146人、女性188人が被験者となりました。
試験開始後、及び試験開始前6ヶ月においてフィナステリドやミノキシジルを使用していない25-60歳の人が対象です。
(フィナステリド以外にも抗男性ホルモン効果があると思われる多種の薬などの使用がないかチェックされています)
なお、男性のAGAの進行度合いとしてはNorwood-Hamilton分類におけるIIaからVまでが
女性のFAGAの進行度合いとしてはLudwig/Savin分類におけるI-4, II-1,II-2あるいは前頭部の薄毛の方が対象となっております。
人種は主に白人でした。
臨床試験に使用された装置情報
試験にはビーム数が7,9,12の3種の装置が使用されています。
これらからは5 mmより小さい直径のレーザーが出ます。
また、波長については655 nm(±5 %)とのことです。
ちなみにビーム数が12のものに関しては、6ビームは655 nmなのですが、もう6ビームは635 nmです。
なぜ波長をそこだけ変更したのかは謎ですが・・・Σ(・∀・;)
ちなみに波長は短い程エネルギーが高いので635 nmのレーザーの方がちょっとだけ強力です。
そして、偽の装置も用意したわけですが、それらは白色の発光ダイオードを用いているようです。
「え、じゃあ色違うから偽物ってわかるんじゃ!?」
って思ったんですが、この時点では「赤色のレーザーが本物」とは観察者も被験者も知らなかったはずなので問題なかったのだと考えられます。
臨床試験の結果(女性)
まず、女性の結果から。
左の折れ線グラフの縦軸は「1平方センチメートル当たりの硬毛の密度変化」を表しています。
硬毛はその名の通りしっかりと成長した毛髪だと考えてもらえればいいです。
9ビームでも12ビームでもどちらも本数は増加していますね。
また、16週目よりも26週目の方が毛髪密度が高くなっています。
一方で、偽物を使用した場合(図中sham)はほとんど変化がありません。
右側の棒グラフは、どれだけ毛髪密度が増加したかを横軸にとっています。
この結果を見ると、偽物を使用した方は左側(つまりは毛髪密度の増加率が低い、あるいは減少した)に多いことがわかります。
逆に、本物のヘアマックスを使用した被験者は毛髪密度が増加した人ばかりであることがわかります。
本物の装置を使用したにもかかわらず減少したのは9ビームでは0 %、12ビームでも3 %でした。(この9ビームと12ビームでの差は誤差でしょう)
以上より、ヘアマックスは女性に対して発毛効果を持っているということが実証されました。
臨床試験の結果(男性)
続いて男性の結果です。
グラフの見方は女性のものと同じです。
男性も女性と同様に本物のヘアマックスを使用した場合顕著に毛髪密度が向上しました。
ただ、いくつか女性と異なる傾向が見られています。
1つは増加数が7ビーム<9ビーム<12ビームとなったところです。
女性では特にビーム数による変化はありませんでした。
また、女性では16週目よりも26週目の方が増加数が多かったのですが、男性では16週目と26週目で大きな差はありません。
最終的な増加数が20本前後というのは男女ともに変わらないので、単に男性の方が女性よりもヘアマックスの効果が早く出やすいのだと言えそうです。
臨床試験の結果
被験者の頭髪状況の変化の一例が下の写真です。
左の写真でもう一目瞭然ですね(・∀・)!!
また、右の拡大写真でも全体的に毛髪が太くなっていることがわかります。
(念のためですが右の写真の黒い斑点みたいなのは、観察する部位を間違えないための目印です)
この臨床試験の被験者はフィナステリドやミノキシジルといったその他のAGA治療薬を使用していないということで、ヘアマックス単体の利用でこの結果が出たのはめちゃめちゃ驚きです・・・!
以上の臨床試験の結果より、ヘアマックスの発毛促進効果は非常に信頼性が高いといえます。
ヘアマックスの副作用や安全性について
2001年3月から販売され使用されていますが、重大な副作用は報告されていません。
軽度の副作用としては以下のようなものがあげられます。
頭皮の乾燥(5.1 %),かゆみ(2.5 %),頭皮過敏(1.3 %),炎症(1.3 %),治療部位における温感覚(1.3 %)
いずれも発生頻度は低いので大半の方は安全に治療が行えると思われます。
安全性は非常に高い装置だと言えるわけですが
注意点を挙げるならば、レーザー部分を直接見ないようにするということぐらいです。
あとは基本的な使用方法に従って使用していれば特に大きな問題は起こらないでしょう。
ヘアマックスで初期脱毛は起こるか?
初期脱毛に関しては起こる方もいるようです。
この点については他のAGA治療薬と同じですね。
ただ初期脱毛が起こっても、効いている証拠なので使い続ければまた再び毛髪量は増えてくると思うので心配はいらないです。
これについても同様ですね。
もし初期脱毛が起こっても、不安になるかもしれませんがしばらく継続して様子を観察してみましょう。
ヘアマックスのモデルと価格
レーザーバンド82



ヘアマックスシリーズのハイエンドモデルがこのレーザーバンド82です。
そのため、価格も108900円(税込)と最も高額になっています。
レーザーバンド82を使う利点はなんといっても、その使用感の快適さです。
具体的には、両手がフリーで使えることと照射時間の短さです。
この後続いて紹介していきますが、照射時間が90秒間のみで良いというのは他のモデルと比べて群を抜いて早いです。
また、これに加えてバンドタイプでは照射のムラが出にくいという利点があり、照射しすぎの部位や照射が不足している部位ができにくいです。
ウルティマ12



価格は71400円(税込)です。
クシのような形をしたモデルで、イタリアのデザイナーがデザインされています。
ですので、同じく12個のレーザー装置が搭載されたプロフェッショナル12よりも洗練された見た目をしています。
シリーズの中では中間のモデルになります。
照射時間は8分間とレーザーバンドに比べるとだいぶ長くなりますので、時間と予算の負担を天秤にかけることになるかと思います。
プロフェッショナル12(生産中止になりました)



価格は53500円(税込)です。
ウルティマ12とは見た目と重さ以外には特に違いはありません。
確かに見た目はウルティマ12の方がカッコイイとは思いますが、重量に関してはウルティマより14 g重いだけですので、デザインが気にならないのであればプロフェッショナル12を選んでお金を浮かした方がいいかなと思います。
追記: こちらのモデルは生産中止となってしまいましたので、中間のモデルがよい方はウルティマの方をご検討ください。
プリマ7



価格は38400円(税込)です。
こちらもイタリアのデザイナーがデザインしたものですね。
個人的にはウルティマ12の方がかっこいいですが・・・。笑
価格が安い分、照射時間がレーザーモジュール数が12個のものの約2倍かかってしまうというのがちょっと痛いところです。
アドバンス7(生産中止になりました)



価格は32900円(税込)とシリーズの中で最安です。
しかし、このアドバンス7だけは充電式ではなく電池式です。
単三電池を4本使うタイプで、その点がちょっと面倒くさいかなと思います。
そのため、照射時間は長くなっても構わないからとにかく安くしたい!という方でもアドバンス7よりはプリマ7の方がいいかなと思います。
ヘアマックスはどこで購入するのが安い?
ヘアマックスはAmazonなどでも購入することが可能です。
しかし、結局は公式サイトで購入するのが最安です。
というのも1つには公式通販では送料3000円が無料になるキャンペーンをやっています。
このキャンペーンは今のところ年中やっているので(笑)、基本的に公式通販で購入した方が送料分は確実に安くなります。
また、公式ではクーポンコードを入力すると8 %オフで購入することができます!
クーポンコード「HMX2016」
期限切れになっていた場合はごめんなさい^^;
2019年1月10日まで期間限定の割引があります!
HaiaMax全品15 %OFF!
クーポンコード: Year2019
公式サイトへのリンク: http://hairmaxjapan.com
ヘアマックスが15 %OFFとなるのは基本的に年末年始キャンペーンだけなので、購入を検討されていた方はこの機会をご活用ください(`・ω・´)ゞ
まとめ
ヘアマックス(HairMax)の効果と作用機序をまとめると、低出力レーザーにより細胞増殖や細胞の活動を活発にすることで発毛促進効果をもつ育毛機器ということになります。
つまり、ヘアマックスは育毛四天王(詳しくは最強育毛ストラテジーを参照ください)におけるエンハンサー(発毛促進)としての役割をもっていることになります。
今までは、ミノキシジルタブレット(内服)とDeeper3D(外用)という組み合わせが効果的という話をしていましたが
ヘアマックスは内服ではありませんし、外用ともちょっと違います。
ですので、ミノタブとDeeper3Dとも併用できる新たなエンハンサーということで非常に期待できそうです。
AGA治療では、薄毛の進行抑制をフィナステリドやデュタステリドで遅らせることはできるものの、なかなか現状より毛量を回復させることは難易度が高いです。
ですので、エンハンサーを上手く組み合わせて対応したいところですね。
また、ヘアマックスについてはフィナステリドやミノキシジルと違い、あまり副作用が見られないという点が大きな利点だと思います。
加えて他のAGA治療薬は使い切りなのに対してヘアマックスは10年程使用することが可能ということも大きなメリットですね(・∀・)
このようなメリットと、男性では93 %、女性では90 %の方に効果が見られたという臨床試験の結果からも、これからどんどんAGA治療の定番となっていくと思います!
僕も早速ウルティマ12をポチッとしておきました(`・ω・´)ゞ
使用感などのレビューはまた今度記事にしたいと思います!
それでは!
HairMax公式サイト
Joaquin J. Jimenez, et al., Am J Clin Dermatol (2014) 15:115–127
http://photobiology.info/Hamblin.html
ヘアマックスについてわかりやすく解説していただいてありがとうございました。
ヘアマックスについては、ネット上では効果がないという意見が多いと思いましたが、フカセさんの説明を読んで効果が信頼できるものとわかりました。僕もウルティマを買ってしまいました笑。
キシリンさん
コメントありがとうございます!
ちょっと長くなりすぎて読みづらかったかなと思いましたが、そう言って頂き嬉しいです(`・ω・´)ゞ
性能面では変わりませんがやっぱりプロフェッショナルよりウルティマの方がデザイン的にいいですよね!
これからヘアマックスとは末永い付き合いになりそうです笑
臨床試験の結果(男)のhの棒グラフの、>20や>5 to < 20は何を表しているかお分かりになりますか。
ヘアマックスの7beamの物を買おうと思っていたんですが、よく見ると12beamとの結果に違いが少なくないんですね。
バウさん
コメントありがとうございます。
それらの値は硬毛の毛髪密度の変化を表しています。
具体的には、
「>20」は“1センチ平方メートルあたり21本以上の硬毛が増えた”ということを表しており、
「>5 to ≦20」は“1センチ平方メートルあたり6本以上20本以下の硬毛が増えた”ということを表しています。
そうですね、ここでは12beamの方が男性では効果的であるという結果となりました。
ただ、この試験で用いられている12beamはその内半分の6beamがエネルギー出力のやや高いものであったので、その影響で効果が高くなった可能性も考えられます。
7beamでもしっかり使用すれば効果がないという訳ではないので、問題なく使えると思います。(治療時間が長いことが結構ネックですが・・・^^;)
ありがとうございました。
この試験で用いられている12beamは、その内半分の6beamがエネルギー出力のやや高いものであったとはどうして分かったのですか。
臨床試験に関する論文では用いられた装置の情報も載せられていたので、そこを読みました。
詳しくはこの記事の「臨床試験に使用された装置情報」のところをご覧ください。
そうなんですね。ありがとうございました。
はじめまして。
40代の全スカ歴1年の男です。
頭頂部に円形脱毛斑を発見したのが去年の3月、3ヶ月程で埋まりましたが、同時に全スカの症状が出始めました。
プロペシア、ザガーロ、ミノキシジル塗布、服用と全く歯止めが効かず、1ヶ月前にウルティマ12を導入しました。
それまで1日の抜け毛は全く気になることは無かったのですが、この2週間急激に本数が増えました。100本越えです。
もともと老化もしくは受容体の感度が高い遺伝由来のものだと半ば諦めながらだったのですが、やはり不安になり使用を中止しようか迷っています。
抜け毛より全く生えない、若しくは軟毛がすぐに抜け去っていく状態であり、自身の育毛力には全く自信がありませんので。
年齢、体質的に厳しいんでしょうか?
シルバーさん
まず年齢についてですが一般論として確かに40代は治療においてややハンデとはなってしまうと思います。
ただ、薄毛になり始める年齢に差があるように、いつまでAGA治療が有効かにも個人差があります。
AGA治療薬の臨床試験においてもちゃんと40代以降の方で成果は出ていますので、一概に40代だから治療ができないというわけではありません!
ですのであまり年齢に大して悲観的になりすぎる必要はないと思います。
また、急な脱毛というのはひょっとするとヘアマックス(あるいはその他の治療薬)による初期脱毛であるかもしれませんね。
基本的にAGAはゆっくり進んでいくので、AGAにより急に抜け毛が増えることはマレだと思います。
ですのでもう少しその治療セットを使用し続けてみて様子を見るとよいのではと思います。
もし本当に初期脱毛であった場合はその後毛量が盛り返してきますのでむしろ治療が効きやすい体質だったということになります。
あと数ヶ月は現状のセットを継続してみることをおすすめ致します(`・ω・´)ゞ
はじめまして
私は22歳の男です。
最近生え際の毛が細くなり抜け毛が増えてきました。
遺伝的にもおそらくAGAだと思うので、早めから治療を始めたいと考えています。
そこでヘアマックスを使用してみたいと考えているのですが、ヘアマックスは私のような脱毛の初期段階でも効果があると思われますか?
できれば生え際の細くなった毛を戻して生え際を維持したいのですが…
カミノケシカさん
コメントありがとうございます。
ヘアマックスは原理的に薄毛のどの段階でも効果があると考えられます。
この記事の「発毛促進メカニズム」のとこに書いてあるような原理なので、
AGAのどの段階でも、更に言えばAGA以外の薄毛でも効果があると思われます(`・ω・´)ゞ
レーザーバンド型の方が効果が高いんだろうと思いつつも、プリマ7を買ってしまった…
まあ機器間での効果の違いはあるとしても、おそらく微々たるものですよね?
ななしのマスターさん
コメントありがとうございます。
そうですね、レーザー自体の性能は変わらないのでキチンと漏れなく照射をすることができれば問題ないハズです。
バンド型だとそもそものレーザーモジュール数が多いのでその点ラクなのですが、プリマ7でも丁寧な使用を心がければOKだと思われます(`・ω・´)ゞ