こんにちはフカセでございます(`・ω・´)ゞ
今回はちょっと「天然成分」と「副作用」の関係について自分的に気になることがあったので記事を書いてみました。
はじめはちょっと極論から入っていますが、ちゃんとまともな話になるので最後まで読んでもらえればと思いますヽ(´ー`)ノ
目次
本当はおかしい論理関係
他サイトやブログを見ていると、
「〜は副作用の危険性がある!」からの「でも◯◯は天然成分だから副作用の心配は全くありません!」
と主張している記事をよく見かけます。
が!
ちょっと待ったぁああああ!!!Σ(゚Д゚)
この論理はおかしいです!
「天然成分副作用がない」の図式は成り立ちません。
でもかなしいかな、すごくおかしいことを言っているのにほとんどの人はこの図式に納得してしまっているように思います(´・ω・`)
いやほんと、育毛業界だけでなく化粧品業界にしろ食品業界にしろ。。。
「天然成分」を全面的に押し出し、「天然成分」ならば「安心・安全・健康にもいい」みたいな図式を押し付けるためのイメージ戦略ばかりでちょっとこの現状はどうかなーと思っています。
食品を例にとってみますと、遺伝子組み換え作物に対してものすごい拒否反応を示すような方っていますが、これもそもそもは遺伝子組み換え作物を使っていない商品を安心・安全とアピールして売っている企業があるからだと思います。
そのようにアピールしたせいで、「じゃあ逆に天然ではない遺伝子組み換え作物は危険なんだ!」という風に遺伝子組み換えに関して知識のない主婦の方なんかは過剰に思い込んでしまうわけですよね笑
こういうアピールはその分野に疎い人をだますことに繋がるので本当に害悪だと思います。
天然成分でも有害なもの
周りを見渡してみると「天然成分」でも有害なものってたくさんありますよね?
例えば極端な例ですとフグ毒!毒きのこ!毒人参!(これはちょっとマイナー?)
フグ毒なんてあの有名な人工の毒である青酸カリに対して約1000倍の毒性があります!
実は一般的に人工の毒よりも天然の毒の方が種類も豊富ですし威力もやばいです。
他にもボツリヌストキシンという微生物の毒に至ってはたった1gで約5500万人の命が危なくなります。
意味わかんないくらい強力ですよね(;・∀・)
「いやいやでもこいつら全部毒ってついてるし危険なの知ってるよ(プププッ)」っていう方!
でもこれら全部天然物ですよね!?
今のは極端な例だったので、
じゃあ次は名前に毒と入っていないものをば・・・
うるし、じゃがいも、あじさい!
うるし(漆)はウルシオールという物質をもっており、これによりアレルギー性接触性皮膚炎を起こし得ます。
ちなみに私フカセは小学生の時にウルシにかぶれて腕が悲惨になった経験があるため、うるしには個人的な恨みがあります・・・笑
日常の食事でお馴染みのじゃがいもの芽にもソラニンという天然毒があります。ソラニンを多く含むじゃがいもを食べてしまうと、吐き気に下痢、頭痛やめまいなどの症状が出ることがあります。
梅雨の時期にきれいな花を咲かせるアジサイにも毒があります。これについては別記事でもちらっと紹介していますが、青酸カリに似たタイプの毒です。
他にも状況によって毒になる天然物はたくさんあります。
例えばカモミールやペパーミント。
これらは通経作用があるので妊娠初期には避けなければなりません。
それにリンゴやバナナなんかでもアレルギーの原因にはなるわけですから、基本的にどんなものにでも体に害をなす可能性はある、ということになります。
天然成分への正しい認識
とまあたくさん挙げてみたわけですが、(お付き合い頂いた方長くてすみません笑)
僕が言いたいのは、天然成分だからと言って必ずしも安全ということにはならない!ということです。
「なんだ、結局ほとんどの天然成分は安全なんじゃ〜ん」って思うかもしれません。
たしかに、人が長い歴史の中で既に利用してきた天然成分に関しては安全なものが多いというのは間違いないと思います。
ただ、天然成分ならば安全である(副作用がない)という図式を盲目的に信じてしまうと、思わぬところで足をすくわれる可能性がないとは言い切れません。
あくまで安全である可能性が高い、という認識に留めておくべきだと思います。
◯◯エキスの中身ってなんだ?
もう一つ気になったことがあります。
天然成分の表示って「◯◯エキス」みたいな書き方しかされていませんよね。
◯◯エキスが~mg入っています、みたいな感じで。
つまり、その「◯◯エキス」の中に具体的にどんな成分がどのくらい入っているかわからないわけです。
それってちょっとこわいなって僕は思ってしまいます(;・∀・)
同じ植物のエキスだとしても、生えている場所とか発育条件によって成分の組成って絶対変わってくるはずですからね。
まあこれについても人類の長年の利用経歴があるものについては悪影響が出ることはマレだと思うので大丈夫だと思いますけどね笑
ただちょっと気になったというだけです^^;
効果と副作用はトレードオフ?
天然成分の方が副作用の危険性が低いことが多い、という主張については否定しません。
効き目と副作用はトレードオフなものも多いので、よく効く薬ほど致命的な毒にもなり得るのは確かでしょう。
薬と毒は表裏一体とよく言いますもんね。
医薬品とは違って、天然成分は何かの薬効を示させるために最適化を行われているわけではありません。
その結果、やはり効果はだいぶマイルドなものになります。
そして効果がマイルドであれば、身体への影響力が弱いということで副作用の危険性も少なくなるというのが普通だと思います。
まとめ
最後にもう一度誤解がないようにしておきたいのですが、僕は決して天然成分が危険だと言っているわけではないです!
天然成分は全て安全というような風潮がよくないと思っているだけでございますのでそこは誤解なきようお願いいたします(;・∀・)

天然成分は効果がマイルドであることが多い
それゆえに副作用のリスクは小さいことが多い
AGA治療で副作用の可能性を極限までなくしたい方
上では、AGA治療と絡めた話を全くしませんでしたが、AGA対策ブログなので最後に絡めておきます(`・ω・´)ゞ
効果はマイルドでもいいから徹底的に副作用の危険性を少なくしたい、という方向けに僕も服用しているおすすめのサプリメントをご紹介します。
こちらについてはまた別記事で詳しくお話しするのでここでは細かい話はしませんが、こちらのBOSTONは、育毛をする上で必要な成分(もしくはあると望ましい成分)が非常にバランスよく配合されており人気のあるサプリメントです。
副作用が怖いという方だけでなく「まだ本格的なAGAの症状は出てないけど遺伝的に薄毛になるのはほぼ確実だから予防をしたい」という方にもおすすめです。
また、他の効果がマイルドな育毛剤として人気なものにはチャップアップがあります。こちらに関しても僕がわざわざ紹介しなくても既に知っている方は多そうですけどね(;・∀・)
どちらもマイルドにAGA治療やAGA対策ができ、かつ実績のあるサプリと育毛剤なのでまだ試したことがない人がいればお試しあれヽ(´ー`)ノ