自毛植毛はAGA治療に有効か?~植毛の基礎情報まとめ!~

こんにちはフカセでございます(`・ω・´)ゞ

 

“てんてんくん”さんから以下のようなご質問を頂きました!


25歳でm字にくい込んでしまいました。体毛や髭が濃くなるにつれてうすくなってきたように感じます。
そのためagaであると思っています。
フィナロを検討していますが、副作用がこわく結婚して子供も欲しいために踏み切る覚悟がありません。
また、M字には効かないとの情報もあって更に迷っています。
そんな時にネットで自毛植毛について読んだのですが、ネットのどの情報を信用していいかわからず、結局何もできずにいます。
風が強い日は外に出れず、仕事中も下を向けばいつハゲがバレるのかとこわく、いつも強いストレスと戦っている毎日です。自分に自信をなくし、嫌いで仕方ありません。
そこで若い年齢ではありますが植毛についても検討しています。
植毛についてどのようにお考えかフカセさんのお話をお聞きしたいです。
病院に行けば1番よいのだとはわかっているのですが、田舎であるため簡単には行けません。
どうかよろしくお願いします。
お忙しいとは思いますが、気長にお返事お待ちしています。

ご質問ありがとうございます!
&ご回答まで長らくおまたせしてしまってすみませんでしたm(_ _)m

 

さて、今回はこのご質問を機に植毛について包括的な記事を書いてみることにします(`・ω・´)ゞ

 

僕自身、植毛手術をうけた訳ではないので体験談はできませんが、

僕なりの意見を交えつつ、基本的な植毛の話からメリット・デメリット、注意点などを見ていきたいと思います!

 

それではいってみましょー!

植毛の種類

(ヨコ美クリニックHPより引用。ヨコ美クリニック院長が自ら植毛をした経過写真。)

植毛には二種類あります。

一つは人工の毛を植える人工毛植毛

そしてもう一つは自分の毛を移植する自毛植毛です。

前者の人工毛植毛は今ではあまり行われておらず、
後者の自毛植毛が現在の主流となっています。

 

それは何故か・・・?

というと単純に前者にはメリットよりデメリットが目立つからです。

でも人工毛植毛にも自毛植毛にはないメリットも存在はします。

 

ではこれらのメリットとデメリットにはどんなものがあるのか?

これについてまずは順に見ていきたいと思います!

人工毛植毛の利点

まず人工毛植毛のメリットから入っていくと、

自分の毛を採取する必要がないということが最大の利点です。

 

自分の毛を必要としないということは、更に以下の2つに繋がります。

① 自分の毛を採取するための手術を行う必要がない

② 移植するのに十分な量の毛がない人でも植毛できる

まず、①について。

自毛植毛であれば自分の毛をどこかからとってくる必要がありますが、

人工毛植毛はその必要がないため、毛を植える手術のみで終えることができます。

自分の毛を採取する手術の負担が減るのはなかなかのメリットです。

 

続いて②について。

自毛植毛はいわば毛の移植手術です。

なので、もともと移植するための毛が頭に残っている人でないと難しいです。

その点、人工毛植毛であればその人の残りの毛髪数は関係ありません。

つまり、完全に薄毛が進行しきってしまった人でも植毛が可能です。

 

これらが大きなメリットと言えるでしょう。

人工毛植毛の欠点

続いて人工毛植毛のどこが問題かですが、

その最たるものが

人工毛が異物と認識され、体が排除しようとしてしまう

ということです。

この欠点は主に以下の2点に繋がります。

① 毛髪の定着率が低い

② 頭皮環境が悪化することがある

まず①ですが、

体が人工毛を拒絶してしまった場合、

せっかく植毛しても定着せずに抜けてしまうものも出てきます。

そうなった場合、また植毛をしないといけなくなってしまい、

手間がかかるので植毛のメリットがだいぶ薄くなってしまいます。

 

続いて②ですが、

場合によっては感染症などにもなってしまう可能性があり、

頭皮環境にはかなり注意を払わなければいけないという印象があります。

 

そしてもう一つのデメリットが、

人工毛は不自然に見えてしまう可能性があるということです。

これは主に以下の2つが原因となります。

 

ひとつは毛髪の質の違いにより不自然になってしまうパターンです。

つまり、色だったり太さだったりというところですね。

 

そしてもうひとつが長さの問題です。

人工毛は基本的に伸びることも縮むこともありません。

 

一方、他の部位の毛髪は当然これまで通り伸びます。

なので、他の部位の毛髪との長さをうまく調整しないと不自然に見えてしまうことがあります。

 

人工毛はカットすることも可能ですが、一度切ってしまうと当然長さは戻りませんので、再び長くしたいときは再度植毛するなど面倒です。

 

以上が人工毛植毛のデメリットでした。

自毛植毛の利点

続いて自毛植毛のメリットです。

自分の毛を使用するため拒絶反応がない

ということが最大の利点ですね。

 

この利点は主に以下の2点に繋がります。

① 毛髪の定着率が高い

② 頭皮環境が悪化しにくい

①についてですが、

なんと自毛植毛では約90~95 %がそのまま定着するようです。

せっかく植毛しても抜け落ちてしまっては意味がないので、定着率は重要ですよね。

 

そして②について、

これはあくまで人工毛植毛と比べた場合ですが、

自分の毛だと拒絶反応は出ないので頭皮の環境も悪化しにくいです。

 

そして、もうひとつのメリットは

自毛植毛で移植した毛髪は抜けたり細くなったりしにくい

ことです。

 

これは、移植した毛髪は移植する前の場所の性質を保持したままであるためだと考えられます。

前頭部や頭頂部は薄毛になりやすく、その他の部位は薄毛になりにくいということは多くの方が知っていると思います。

例えば、後頭部の毛を前頭部に移植しても、その毛は薄毛になりにくい性質をもったままだということになります。

 

ですので、ちゃんと移植した毛髪が定着すれば半永久的に生えた状態を維持できます。

自毛植毛の欠点

欠点は利点と表裏一体なのですが、

自分の毛しか移植できないことに集約されます。

 

これは以下の2点に繋がります。

① 自身の毛髪を摘出するための手術が必要

② 既に後頭部にも毛髪のない人は植毛が不可能

①ですが、頭皮にメスを入れる必要があるので傷跡が残るなどの危険はあります。

といいつつも最近はメスを使わない毛髪の採取法もあるので、傷跡の問題はほぼ解決されてはいます。

 

また、採取の際に後頭部を刈り上げる必要がある点も少し不便です。

一応これも後頭部の髪の毛がもともと長いのであれば、ツーブロックにしてパット見ではわからなくできますし、それができなくてもウィッグをつけて隠すこともできます。

 

続いて②ですが、

後頭部に毛髪の残っていない人はドナーを多く採取できないため、他の薄毛の部分を覆うのには不十分になってしまうことがあります。

植毛は薄毛治療の最終兵器的な位置づけではありますが、

自毛植毛に関しては完璧に薄毛が進行しきった最終段階では役に立たないということですね(;・∀・)

 

なので、植毛をする場合でも早目の対処が大事ということになってきます!

植毛は失敗することもある!?

植毛というと、必ず成果が現れるというイメージがあるかと思いますが、

成果が芳しくない、つまりは失敗するパターンもあります。

 

個人差があるのですが、自毛植毛でも植毛後の定着率が悪い人もいるようです。

定着率がすこぶる悪い場合は失敗ということになりますね。

ただ、頻度としては高くないので多くの方は問題ないかと思います。

 

また、ちょっと厳しいかもしれませんが

生え際が不自然になってしまった場合も失敗と言えるでしょう。

 

生え際を自然にできるかは医師の腕とセンス次第になりますので、

こちらはできるだけ経験豊富な医師を選ぶことと、

事前のカウンセリングで理想の生え際の形についてコンセンサスをとっておくことが重要かなと思います。

植毛により起こりうる副作用・後遺症

手術がうまくいったとしても、副作用が起こることはあります。

 

例えば、“ショックロス”という現象が起こる人もいます。

ショックロスとは、植毛後に一時的に植毛部位周辺の毛髪が抜け落ちてしまうことで、原因は完全にはわかっていません。

 

イメージ的にはAGA治療薬を飲んだ時の初期脱毛に近いかもしれませんね。

一般的には植毛後の1~3ヶ月後くらいに起こりやすいようです。

また、頻度としては、程度の差があるのですが20 %ほどになるようです。

 

ちなみに、ショックロスで抜ける髪の毛はもともと弱って細くなっている毛髪です。

なので、ある意味ほうっておいても勝手に抜ける予定だったものが植毛の刺激をうけて一気に抜けてしまうということかもしれません。

 

 

また、その他の副作用としては
・ 頭皮の化膿
・ 頭皮の張り
・ 頭皮のしびれ
・ 頭皮の知覚異常
・ まぶたの腫れ
といった症状が出ることもあります。

ものによっては、後遺症となり手術後も長引いてしまう場合もあるようです。

 

どの副作用が起こりやすいかは植毛の方法によっても変わってくるので、より詳しい話は植毛法の種類についてお話する際に一緒にしようと思います!

植毛をしても薄毛は完治しない!?

色々とリスクもありそうな一方で確かな成果が得られそうな植毛ですが、

植毛をすれば薄毛は完治といえるのでしょうか?

 

これに対するアンサーとしては、

植毛をした部分に関しては薄毛は治る

となります。

 

ただ、多くの人が勘違いしているのですが、

植毛をしてもAGA自体は治りません。

なので、植毛していない部分では薄毛が進行する可能性があります。

 

つまり、現段階で薄毛の部分に植毛をしても

AGA治療薬を飲んだり、育毛剤を使ったり・・・

といった継続的なメンテナンスは必要ということになります。

そうしないと、植毛をしていない部分の薄毛進行は防ぐことはできません。

なので、ひどい場合だと植毛した部分だけ離れ小島のようになってしまう可能性があります(T_T)

 

もちろん、現段階で薄毛が目立っていない部分はそもそも薄毛にそこまでなりやすい部位ではないので、そういったメンテナンスなしでも大丈夫という方も中にはいると思います!

なのでこの点もケースバイケースですね。

自毛植毛はどこですべきか?

では、自毛植毛をしたいとなったときにどのクリニックでするのがいいのか?

ということになりますが、主な判断基準は


 価格
 場所

ということになると思います。

 

植毛は外科手術であり、担当医師の力量によるところは大きいです。

つまり、どうしても“質”に違いは出てきてしまいます。

そんなわけで経験豊富な医師に手術をしてもらえるクリニックを選びたいところです。

 

また、価格についてもクリニックで結構差がありますし、

植毛クリニックは数が少ないので地理的な制約も大いにあります。

 

で結局、具体的にはどこにしたらいいのよ?

ということですが、各植毛クリニックによって違いも多く、それも比較していると記事の分量があまりに多くなってしまいます^^;

というわけでこれについては次回の記事で扱いたいと思います!

ですのでもう少々お待ちください!

結論: 植毛はAGAに有効であるか?

結論としては、

自毛植毛はAGAに対して十分に有効であると考えています。

特に、移植した毛髪に関してはその後も抜ける可能性が低いことは大きいです。

 

また、AGA治療薬や育毛剤でも薄毛が改善することは多くの場合可能ですが、

誰が見ても完全にフサフサ!!

というような状況まで回復させるとなると場合によっては至難の業になります。

特に年齢が上の方ほど完全な回復は難しくなっていきます。

そういった場合だと、やはり植毛の威力はすごいですね。

改善ではなく、完治と言えるレベルにまで毛量を増やすことが可能なので。

 

ただ、上でも取り上げましたが移植していない毛髪に関しては

その後もAGAが進行することで細くなったり抜けてしまう可能性がある

という点には注意しましょう。

 

今後も植毛についての記事は随時追加していきたいと思いますので、

興味がある方は読んでみてください(`・ω・´)ゞ

6件のコメント

  • がっぺ

    いつも楽しく拝見させていただいてます!コメント二回目です(;´Д`)
    本編とは全く関係ない質問で申し訳ないのですが、フィナステリド今年の一月から飲み始めて抜け毛もほとんどなくなって全く髪の毛のこと気にしなくなっていたのですが7月に入ってから抜け毛が増えてきて見た目もけっこう薄くなってるのですが季節的な抜け毛でしょうか?一時的に薄くなり冬から回復するなんてことはありえるのでしょうか?

    • フカセ

      がっぺさん

      コメントありがとうございます!

      季節的な抜け毛というのはあり得はします。
      ヘアサイクルにも個人差はありますので、たまたま今ががっぺさんにとって抜けやすい時期なだけという可能性はあります。

      ただ、一応一般的な話ではむしろ7月は毛量が多くなりやすい時期です。
      そして秋に抜け毛が増える・・・というのが多いパターンではあります。
      その一般的な傾向も踏まえると冬になって回復するという保証は残念ながらありません。
      なので不安であればフィナステリド以外にもうひとつくらい育毛剤などを増やしてみてもいいかもしれません!

  • てぃーも

    フカセさんの初期状態よりも、進んだ状態でカウンセリング行ったのですが。
    植毛は無理だそうです。
    本当にいききった人じゃないと対応してもらえないんですかね。
    この業界は20代前半には本当に冷たいと感じます。
    全ハゲからするとまあまあですが、20代ではかなりのハゲ。
    どちらからも認められない状態です。
    この状態で手を打たなかった結果が、悩んでる上の世代のはずなのに。。

    いつもめっちゃ応援してます。
    頑張りましょう!

    • フカセ

      てぃーもさんコメント&応援ありがとうございます!

      植毛を断られるケースもあるんですね・・・。
      少なめのグラフト数から施術可能なクリニックであれば可能だったりするのでしょうかね・・・?

      カウンセリングの際には何故植毛できないかについてはちゃんと説明がありましたでしょうか(´・ω・`)?
      僕も植毛に関しては全く経験がないのでよろしければ教えて頂きたいです!

      • てぃーも2

        別の端末から失礼します。
        フカセさんの過去残ってる写真の一番悪い状態をもう2段階ひどくした感じだったのですが、小グラフとですらいい顔はしませんでした。
        高圧的で、冷やかしかよみたいな対応でした。

        既存毛が抜けてしまうため進められないといわれました。
        ショックロスで完全に生えてこなくなる数パーセントの髪と引き換えでは意味があるとは思えない。
        手術によるダメージのほうが大きい的なニュアンスでした。

        超有名クリニックの医院長に見てもらったので、納得はいまいちできなかったですが、信憑性はあるのかな。。

        ただ、何万人施術していても、二十代に関しては(今回のように親身になって聞いていただけないと思うと)素人なのではとおもってしまいます。

        女性の先生がいれば、もっと違ったアドバイスやらいただけるんだろうなと期待してしまいます。
        カウンセラーさんに関しては女性で、とても親身になって聞いていただけました!

        フカセさんの回復はほぼ同い年としてうらやましい限りです。

        今は、ヘアタトゥーをやって地肌を目立たなくし、その後今まで通り試行錯誤しようと思っています。
        それで進行が、止まれば吉止まらなければ植毛を考えている感じです。

        • フカセ

          てぃーもさん

          ご回答ありがとうございます!

          なるほど、小グラフトでもあまりおすすめはされないのですね・・・。
          ショックロスによる影響というのがどの程度のものなのか僕もまだあまり把握できていないのですが、
          その医院長さんの話によると結構ショックロスにより生えなくなる髪の毛は多いということなのかもしれませんね(´・ω・`)
          植毛により定着する毛髪量とショックロスにより抜ける毛髪量の兼ね合いが重要、ということを心に留めておきたいと思います。

          それにしても超有名クリニックの医院長なら経験は豊富なはずなのでおそらく見立ては合っていそうですが、、
          人間性の面でちょっと問題ありな感じがしますね・・・。
          残念ながらそこまでは植毛クリニックのサイトから読み取ることができないので難しいですが・・・。

          ヘアタトゥーは最先端ですね!
          即効性の面では一番でしょうし、たしかにヘアタトゥーをした状態で治療をするのは精神的にも非常に良い方法な気がします!

          今回はほんとうに貴重な感想をいただきましてありがとうございました(`・ω・´)ゞ

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