モンゴ流「Deeperバリアスルー」の成分と効果、使い方を解説!

こんにちはフカセでございます(`・ω・´)ゞ

以前に育毛剤全般の浸透力についてのご質問があり、そちらについて記事にしました。(Q&A「フィンジアやDeeper3Dなど育毛剤の頭皮への浸透性は?」)

今回は以前の記事で軽く取り扱ったDeeper BARRIER THROUGH(バリアスルー)について、もうちょっと詳しめにお話したいなと思って記事にしてみました!

 

まずはコンセプトから始め、具体的な成分のお話もしていく感じの構成になっております。

それでは早速いってみましょー!

Deeperバリアスルーのコンセプト

Deeperバリアスルーは他の育毛剤とは異なった切り口で開発された製品です。

そのコンセプトは他の育毛剤の育毛成分の浸透を助けるというものです。

 

ですので、Deeperバリアスルーそれ自体には積極的に育毛に働きかける成分は入っていません。

他の育毛剤の成分を最大限活かせるよう補助することで間接的に育毛へと働きかけるということですね。

いわば育毛剤補助剤(言いづらい笑)というわけです。

育毛成分も吸収されないと意味はない

このような育毛剤補助剤が作られたのには当然ワケがあります。

それは、従来の育毛剤は成分が目的の部位にまで届いていないのではないか?という懸念があったということです。

 

一昔前まではいかに効果がありそうな育毛成分を、どれだけ入れられるかというポイントが重視されていました。

しかし、最近になって重要なのは配合されている育毛成分の量ではなく、吸収される(浸透する)育毛成分の量であると見直されました。

この考え方自体は医薬品の分野では昔からすごく当たり前なことであったのですが、育毛分野で重視されはじめたのは割と最近だと言えます。

 

ここから余談ですが、たとえば医薬品の分野ではそういった指標の1つとしてバイオアベイラビリティ(bioavailability)、日本語だと生物学的利用率といったものがあります。

 

また、ドラッグデリバリーシステム(Drug Delivery System: DDS)が最近医薬品分野でもホットなテーマとなっています。

このDDSとは、目的の場所に薬を効率良く届けるための技術です。

この技術を使うと、望ましい薬の効果を上げるだけでなく、目的部位以外に薬が届いてしまうことによる副作用の軽減にもつながるので一石二鳥です。

 

そしてそして実は日本は結構このDDS分野で強かったりします。

製薬企業はもちろん、大学でも盛んに研究が行われています。

(最近退職されてしまったのですが、東大にも片岡一則先生というDDS分野の第一線で活躍されていた方がいました。ノーベル賞を近いうちに受賞される可能性も高いのでいつかニュースでお目にかかるかもしれません。)

 

そんなわけで、医療分野にしろ育毛業界にしろ「有効成分を目的の場所にどう届けるか」という点が非常にアツイです(・∀・)!

浸透力を上げる試み

そういう時代の背景もあり、今までにも育毛成分の浸透力を上げるために様々な試みがなされてきました。

 

例えば、最も単純なものとしては育毛成分自体を吸収しやすくするという試みがあります。

育毛成分の性質(水に溶けやすいか、油に溶けやすいか)や大きさなどによって吸収されやすさは変わるので、そのような性質を改善したりするアプローチです。

 

その他には、頭皮に一度穴をあけてそこから成分を浸透させるという方法があります。

穴をあけるのにも色々な方法がありますが、お家で簡単にできるものとしてはダーマローラー(Dermaroller)の利用がありました。

ダーマローラーはかなり細い針がついたローラーです。

それでブスブス皮膚に微小な穴をあけていくわけですね・・・

これだけ聞くとめっちゃ怖いですがΣ(・∀・;)笑

実際は針が十分に細いので痛みを感じない場合もあるようですが、ちょっと抵抗はありますね^^;

 

一方、AGA専門クリニックでは痛みのない別の方法がとられています。

僕も以前通っていた銀座総合美容クリニックでは育毛メソセラピーという頭皮に直接AGA治療薬や成長因子を導入する治療があるのですが、ここでは電気穿孔法(エレクトロポレーション)という手法が用いられています。

エレクトロポレーションは、バイオテクノロジーの分野で有名な手法で、大学の研究室なんかでも用いられることがあります。

具体的には電気パルスをかけることによって、細胞に微小な穴をあけます。

この手法では、先程のダーマローラーに比べてはるかに小さい穴があくので痛みの面でも心配はありません。

 

今までにも以上のような試みが成されてきていました。

一方、Deeperバリアスルーはだいぶ異なるアプローチをとっています。

 

そのアプローチをするにあたって重要な成分がAHAです。

主成分AHA

AHA(Alpha Hydroxy Acid)、またの名をα-ヒドロキシ酸には以下のようなものがあります。

 クエン酸
 乳酸
 リンゴ酸
 グリコール酸

果物由来のものも多いため、フルーツ酸とも呼ばれたりします。

 

ちなみにBHAというものもあって、こちらはβ-ヒドロキシ酸です。

BHAとしては主にサリチル酸が用いられますが、これに関しては日本では使用できる量に制限があるため使いづらいというデメリットがあります。

その結果、主にAHAが使われております。

 

このAHAはピーリング効果をもっているために特に美容分野で注目されてきた成分です。

そして、Deeperバリアスルーの浸透補助のメカニズムもこのピーリング効果を応用したものとなっています。

さて、このピーリング効果とは何なのでしょうか?

ピーリング効果

ピーリング(peeling)は直訳すると“剥がすこと”です。

野菜の皮なんかをむくピーラーでお馴染みですね。

ここでは何を剥がすかというと、古い角質です。

 

AHAを使用すると、古い角質を剥がすことができ、これによって皮膚の乱れたターンオーバーの正常化が期待されます。

ちなみに、ピーリングには化学的なものと物理的なものがあるのですが、
AHAは酸を使って古い角質を溶かす化学的ピーリングであると言えます。

 

しかし、この“皮膚のターンオーバーの正常化”は美容目的の話なので今回のDeeperバリアスルーに直接は関係ありません。

バリアスルーでは、単純にピーリングをして育毛成分の浸透を邪魔する皮膚表面の古い角質層を取り除くことで、より奥の方まで育毛成分を届きやすくするという目的でAHAが使用されています。

 

浸透率はどの程度上がるか?

Deeperバリアスルーを使用することで、育毛成分の浸透率が上がるのか?

これが一番気になるところですよね。

この問に正直に答えますと・・・

ぶっちゃけ正確にはわかりませんΣ(・∀・;)!

 

以下、何故正確にはわからないかを説明します。

まず育毛成分と一口に言っても実際は様々な種類があります。

例えばDeeper3Dを例にとるとキャピキシルにリデンシル、そして8種の成長因子・・・

と多数の種類の育毛成分が配合されています。

 

そして、これら多数の育毛成分はそれぞれが異なる性質をもっています。

分子の大きさであったり、水溶性か脂溶性か、などといった特性がそれぞれ異なるんですよね。

また、1つずつの成分について何%が浸透した、といったことを調べるのもなかなか難しいです。

 

なので残念ながら、一概にこのぐらい浸透力が上がります!とは言えません^^;

もし言ってる人がいたら間違いなく嘘ですね笑

 

実際は、育毛成分によって浸透率の度合いは変わるというのが正しいです。

 

そんなわけで各成分について考察することは困難なので、全体的な話をしますと、

原理上はDeeperバリアスルーを使用して古い角質層を除くことができれば、遮るものが少ない状態になるので浸透率が向上する育毛成分は当然何種類かあると期待されます。

なので、具体的な成分ごとの浸透率の向上度合いは不明なものの、概して浸透する成分量は多くなることが期待されます。

ですので、Deeperバリアスルーの使用によって、一定の育毛効果増強が見込まれるのは確かだろうというのが僕の見解です!

その他の成分1: SOD

(画像はPDB:1VARの結晶構造データを使用)

スーパーオキシドディスムターゼ(SOD: Superoxide dismutase)は活性酸素を分解する酵素です。

専門的には、スーパーオキシドアニオンを酸素と過酸化水素へ付近化する酵素と言えます。

SODは頭皮で発生した活性酸素を分解することによって、頭皮環境を保全することが期待されます。

 

この活性酸素は脂質を酸化して過酸化脂質に変化させます。

近年、過酸化脂質によって薄毛が進行する可能性も指摘されておりますので、SODで取り除けるならばベターかな、と思います。

その他の成分2: ナイアシンアミド

ナイアシンアミドは別名ニコチン酸アミドと言います。

また、ビタミンB3とも呼ばれます。

ビタミンB3は皮膚や粘膜の健康維持に重要なビタミンです。

実際、口内炎ができたときなんかに飲むチョコラBBといったビタミン剤にも含まれている成分です。

 

また、皮膚の健康維持だけでなく血行促進作用ももっていたりします。

この作用が見込まれて、花王が開発したサクセスバイタルチャージ 薬用育毛剤にも配合されていたりします!

その他の成分3: パンテノール

パンテノールはパントテン酸(ビタミンB5)の誘導体です。

また、プロビタミンB5とも呼ばれます。

 

プロビタミンとはなんぞや?って感じですが、

プロビタミンとは、そのままではビタミンとしての活性をもたないものの、体内で代謝されることで活性をもったビタミンになる成分のことです。

つまり、パンテノールはそのままではビタミンB5としての力をもっていないが、体内で代謝されることでビタミンB5になるということですね!

 

そしてこのビタミンB5はビタミンCの働きを助ける効果をもっています。

ビタミンCはコラーゲンの合成に必要であり頭皮や毛髪の育成にも影響していますので、パンテノールによってもこれらビタミンCの効果が促進されることが期待されます。

また、頭皮のかゆみ防止といった抗炎症作用もあるようです。

 

こちらに関しても上のナイアシンアミドと同様にチョコラBBにパントテン酸カルシウムという形で配合されていますね!

その他の成分4: パパイヤ果実エキス

パパイヤにはパパインというタンパク質分解酵素が含まれています。

この酵素は古い角質層や角栓などを除去するのに役立つと考えられております。

 

一方で、このパパインの濃度が濃すぎると毛髪まで分解されてしまう恐れがありますΣ(・∀・;)

パパインって結構脱毛クリームなんかに入っている成分ですので。

なので、Deeperバリアスルーにはそんなに高濃度では配合されていないんじゃないかな、と予想しています。

おそらく低濃度なのでそんなに問題となることはなさそうですが、パパイヤを食べると痒みが現れてしまうような方はバリアスルーの使用は控えた方がいいかもしれません^^;

 

また、その他にもビタミンCやミネラルに加えて抗酸化作用をもつリコピンも含みますので、頭皮の環境保全の意味合いも兼ねて配合されているようですね。

Deeperバリアスルーの使い方&使用感

使用するタイミングは浸透を補助したい育毛剤を使用する直前です。

具体的には、

1 mLのDeeperバリアスルーを頭皮に塗布

数分放置し、頭皮がチクチクしはじめる

頭皮が“チクチク”し始めてから2〜3分後に育毛剤を塗布する

という流れになります。

 

使い方で一番難しいのは、育毛剤を塗布するタイミングですね。

というのも、“チクチク”の感じ方に個人差があるからです。

 

実際はチクチクというよりヒリヒリと感じる人や、何も感じない人など様々のようです笑

ちなみに僕はほとんど何も感じない人でした^^;

 

ですので、塗布してから3分後に育毛剤を塗る!などと時間を決めて使用する感じでもいいと思います。

 

あとちょろっと使用感についてですが、液体は透明で結構さらさらしています。

また、香りも弱めで柑橘系っぽいさわやかな感じなのであまり気になる方はいないと思います。

価格情報

単品購入だと3576円(税込)です。

流石に成長因子など高価な成分を入れたりはしていないので値段は抑えめですね。

 

その他にも育毛剤とのセットが存在していて

Deeperとのセットが8964円(税込)

Deeper3Dとのセットが17664円(税込)

となっています。

 

ちなみにDeeperのセットよりはDeeper3Dとのセットの方がちょっとですが割引率が高いのでお得です。

まとめ

Deeperバリアスルーに含まれる主成分の機能をまとめると以下のようになります。

 AHA→古い角質層の除去
 SOD→活性酸素の除去
 ナイアシンアミド→皮膚の健康維持、血行促進
 パンテノール→頭皮の健康維持
 パパイヤ果実エキス→古い角質層、角栓の除去

 

以上の成分によって、育毛成分の浸透補助と頭皮の環境保全効果が見込まれます。

ただ、注意すべきは全ての育毛成分の浸透率が向上するかというとそうではなく、その育毛成分自体の性質にも依存するということです。

 

また、AHAという酸が入っていたり、パパインというタンパク質分解酵素が入っているため、皮膚が弱い方は使用しない方がいいかもしれません。

 

ただ、僕自身Deeper3Dを購入した際に付属でついてきたDeeperバリアスルーを使用してみましたが、特に何も異常は感じませんでした。

皮膚がかなり弱いという無駄な自信のある僕で大丈夫だったので、大概の方は問題なく使えるのではと思います!

まあもし異常が現れたら返金保証もあるので問題ないんですけどね。

 

また、DeeperかDeeper3Dと組み合わせるのが一番素直な使い方だとは思いますが、その他の育毛剤と組み合わせてみるのも面白いなと思います。

組み合わせ方は無限大ですからね(*´∀`*)

 

画像出典: Deeperバリアスルー公式サイト

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