こんにちはフカセでございます(`・ω・´)ゞ
AKさんから以下のようなご質問を頂きました。

初めまして、最近自分が薄毛であることに気づき、焦って色々と情報をあさっていたところこのブログに流れ着いたものです。
数あるブログの中でも説得力があり一番信頼できそうだと思い質問させて頂きます。
自分は最近薄毛に気づいたもので育毛剤に関してぜんぜん知りません。
育毛剤の公式サイトを見てみるとどれもいいことしか書いていないので、正直どれを選べばいいのかがわからなくなってしまいました……
育毛成分が他より多い、みたいなものを見ると他よりも効くんじゃないかというイメージをもってしまうのですが、それが正しいことなのかどうかが自分ではわかりません。
そこで、是非数ある育毛剤の中からどういった基準で選べばいいのかや、成分数についてなど何かしらアドバイス頂けたらと思い質問させて頂きました。
あとフカセさんのおすすめする育毛剤についても教えてもらえればと思います。
どうぞよろしくおねがいします。
AKさんご質問ありがとうございます!
確かに巷にはいくつもの育毛剤が溢れかえっていますし、
最近薄毛について意識し始めた・・・という方ですとどれが良い育毛剤なのかは判断が難しいところですよね^^;
なので、以下では僕が育毛剤選びの際に気をつけた方がいいと思うポイントなどをまとめていきたいと思います!
それではさっそくいってみましょー!
目次
成分数が多ければいいってわけじゃない!
いきなり答えを言ってしまっていますが、
配合成分が多ければ多いほどよい育毛剤というわけではありません。
確かに、巷の育毛剤では育毛成分を何種類配合!!
といった感じで配合成分数の多さを強調しているものが多いです。
また、他社の育毛剤に対する優位性を示すためにも配合されている成分数が比較されていたりします。
しかし、成分数それ自体はなんら意味をもちません。
大事なのはどの成分がどれだけの量配合されているかということです!
本当に育毛に必要な成分か?
成分面で注意することの1つ目のポイントがこれです。
その配合されている成分が本当に育毛に効果的なものなのかどうか
ということですね。
当然ですが、育毛になんら関係ないものがいくら多く配合されていようと
薄毛改善にプラスの影響はありません。
逆に配合されている成分数が1つだとしても、
その1つの成分が育毛に効果的であるならばプラスに働きます。
AGA治療薬であるミノキシジルなんかはいい例だと思います。
ミノキシジル系の育毛剤であるリアップなんかは
配合されている有効成分はミノキシジルただ1つのみですからね!
それでも他の大半の育毛剤よりも高いパフォーマンスを発揮します。
なので、何かしらの育毛効果を裏付けるデータが出ている成分が配合されている育毛剤を選ぶことが重要だと思います。
僕のブログでもいくつか育毛成分のデータについて取り扱っているので、気になる成分がありましたら参考にしてみてください(`・ω・´)ゞ
育毛成分の配合濃度は十分か?
それでは、
育毛効果に関するデータもしっかりある成分が配合されている
ということが確認できたとしたらそれで十分か?
というともう少し注意すべき点があります。
それが、その成分の配合濃度が効果を発揮するのに十分なものかどうか
ということです。
臨床試験において効果が認められた濃度と同じかそれ以上の濃度を配合している育毛剤
でなければ効果は保証されません。
極端な例ですが
仮にミノキシジルが0.01 %しか配合されていない育毛剤があったとします。
その場合は確かにミノキシジル配合育毛剤であることにウソはないとしても、
効果が本当に得られるかという点ではウソになってしまうでしょう。
ですので、育毛成分の配合量には気を配る必要があります。
◯◯認可などの謳い文句だけで決めてはいけない!
続いて
厚生労働省認可の育毛剤!
みたいな文言はよく見ることがありますよね。
その他にもアメリカ版の厚労省のようなものであるFDAが承認した!
みたいなものもあります。
では、これらの機関による認可や承認が得られていれば
それすなわち効果がある育毛剤なのか?
というとそうとは限りません。
具体的にその育毛剤の何に関して認可されたか、承認されたかが重要です。
効果まで承認されているのか、それとも安全性について承認されているだけなのか・・・
こういった細かいところまで目を向ける必要があります。
しかし、育毛剤のサイトを見ただけだと具体的な承認の内容までは書かれていないことが大半です。
こういった情報についても僕のブログで取り扱っている場合がありますので参考にしてみてください!(まだ取り扱っていないじゃん!という場合はお手数ですがまたご質問頂ければと思います^^;)
医薬部外品が化粧品より上とは限らない!
パット見は同じような育毛剤だと思ってもその中には
医薬品と医薬部外品と化粧品があります。
この中で医薬品が最もその効果についての信頼性が高いことはほぼ間違いないと思います。
では、医薬部外品と化粧品ではどうなのでしょうか?
名前的には医薬部外品の方が効きそうな感じがします。
しかし、意外とそうとも限らないというのが僕の意見です。
というのも、医薬部外品として認められるには様々な制限があり、
敢えて医薬部外品(育毛剤)として申請せずに化粧品(スカルプエッセンス)という分類で商品化されているものがあるからです。
化粧品という枠組みの中では、むしろ医薬部外品よりも自由に成分を配合できます。
例えば、最近あらわれたキャピキシルやピディオキシジル、リデンシルといった成分は
現状は化粧品という枠組みのものにしか配合できていません。
また、医薬部外品の育毛剤として認められるためには認可済みの有効成分を決められた濃度で配合しなければならないのですが、
正直それら有効成分についての効果に関しては心許ないというのが本音です。
もちろん、育毛には多少プラスには働いているとは思います。
しかし、AGAを改善するほどのパワーをもった成分というものはないというのが僕の印象です。
例えば認められている有効成分としては
グリチルリチン酸ジカリウムやジフェンヒドラミンHClなどがありますが、
これらはいずれも抗炎症作用のある成分であり、特に育毛を積極的に後押しするわけではないのです。
攻めというよりはどちらかというと守りの成分なんですね。
その点をあまり知らずに、医薬部外品の育毛剤を使い続けてみたけど全然毛髪量が増えない・・・
という結果になってしまうのは悲しいことです。
一方、ピディオキシジルやリデンシルはどちらかというと攻めの成分なので、
有効成分として認可はされていませんが実質の毛髪量増加への貢献度としては
上記の医薬部外品の有効成分よりも上回ると考えています。
そんなわけで、育毛効果に関しては一概に医薬部外品の方が化粧品(スカルプエッセンス)より勝っているとは言えないと考えられます。
価格が安けりゃいいってわけじゃない!
育毛剤の公式ページではよく競合の育毛剤との一本あたりの価格を比較して
優位性を示しているものがあります。
しかし、一本あたりの価格で優劣をつけるのはナンセンスです。
なぜなら育毛剤一本あたりの量に違いがあるからです。
一本当たりの量が少なければ安くなるのは当然です。
また、配合している成分量が少なかったりすれば、
それによってコストが低くなるのも当然です。
上でも取り上げましたが、育毛成分の配合濃度が低いものもありますので、
価格が安いからという理由でそういった育毛剤を選ぶと
節約したつもりがただお金をどぶに捨てただけになってしまいます。
なのでコストではなくコストパフォーマンスを選択基準とする必要がありますね(`・ω・´)ゞ
パフォーマンス(薄毛改善)が見られなければ使用した意味がありませんからね^^;
育毛剤選びのポイントまとめ
以上、色々見てきましたが育毛剤選びのポイントは下の一点に集約されます。
それは、
信頼性の高い成分が十分な量配合されているか?
ということです。
そしてこの基準で育毛剤選びをしていく際に
配合成分量の多さだとか、◯◯認可だとか、医薬部外品であるだとか、値段が安い
といった情報に惑わされすぎないことが大事です!
ただし、◯◯認可については育毛効果に関しても承認されているもの(例えばHairMax
はFDAに育毛効果の面でも承認されています)もありますので、
何が認可・承認されているのか?という内容まで見ることが必要です(`・ω・´)ゞ
以上になります!
最後に僕がおすすめする育毛剤についてですが、
最強育毛ストラテジーの方をご覧頂いた方が手っ取り早いかと思いますので、是非そちらをご覧頂ければと思います!
AKさんご質問ありがとうございました!