こんにちはフカセです(`・ω・´)ゞ
今回はあの有名な花王のサクセスシリーズの中で、
お・・・こいつはなかなか使えるんじゃないのか?
と思った育毛剤があったので紹介したいと思います。
それがこちらのサクセス バイタルチャージ 薬用育毛剤です。
それではこの育毛剤がどのようにして効果を発揮するのかをメカニズムから考察していきたいと思います!
AGAの仲介役TGF-β
以前の記事(ヘアサイクルの乱れ(短縮)による抜け毛の増加の原因は何か?)でも紹介しましたが、AGAにおける重要な分子としてTGF-βというタンパク質が存在します。
DHTが増加しそれが毛乳頭細胞へ作用するとこのTGF-βの生成が盛んとなり、こいつがAGAの症状である髪の毛の「成長期の短縮」を引き起こします。
つまり、TGF-βはDHTとAGAの症状までをつなぐ仲介役ということになります。
世間ではDHTの生成を抑制させるプロペシアなどの薬にばかり注目が集まっていますよね。
でも原理的には、この仲介役であるTGF-βの機能を抑制してやっても育毛効果は期待できるわけです!
違いは「成長期の短縮」を引き起こすまでのどのステップを阻害するかだけですからね。
有効成分t-フラバノン
そして、このTGF-βの作用を抑制するのがt-フラバノン※という物質です。(※トランス-3,4′-ジメチル-3-ヒドロキシフラバノン)
これがサクセス バイタルチャージ 薬用育毛剤の主要な有効成分です。
t-フラバノンは西洋オトギリソウという植物のエキスに含まれるアスチルビンを改良することで生まれました。
t-フラバノンは髪の毛が「退行期」や「休止期」に移行するのを防ぐので、プロペシアなどの有効成分であるフィナステリドなどと同じく、AGA治療における守りの成分のひとつということになります。
このt-フラバノンは197人の被験者で30週連用試験が行われているのですが、成長期の髪の毛の数が増え、髪の毛が太くなるなど有意差が認められている成分です。
ちなみに、6ヶ月の使用だと洗髪時の抜け毛が減る傾向が見られた、とのことなので
守りの成分の特徴といいますかやはり即効性はなさそうですね^^;
ですのですぐに効果は現れないかもしれませんが育毛効果は期待できると思います。
その他の有効成分
「サクセス バイタルチャージ 薬用育毛剤」には他にも有効成分が含まれています。
ニコチン酸アミド 頭皮の血行促進
生薬センブリエキス 頭皮の血行促進
β-グリチルレチン酸 頭皮環境を整え、フケやかゆみを抑える
以上の3成分ですね。
ただ正直に言って、これらの成分だけではAGA治療への高い効果は期待できないと思います(´・ω・`)
あくまで、真に期待できる有効成分はt-フラバノンのみですね。
まとめ
結論としてはサクセス バイタルチャージ 薬用育毛剤は守りの育毛剤ということになります。
フィナステリドなどとは違いDHT生成とは別のステップであるTGF-βの作用のステップを阻害できるということで、フィナステリドやノコギリヤシなどと併用をしても効果がかぶらない、というのが魅力的だと思います!
併用することで、「成長期の短縮」までのステップを多段階でブロックできるのというのはかなり心強いと思います。
また、市販で気軽に購入でき低価格なのも魅力的ですね。
あまりメジャーな育毛剤とはなっていませんが、試す価値は十分あるのではないでしょうか。
検索してみた感じ、amazonが一番安そうだったので最後にそちらのリンクを貼っておきます(`・ω・´)ゞ
いつもブログを楽しく拝読させております^^)
t-フラバノンですが、本当に効果ありますね!
サクセス育毛トニックを半年ほど使用したのですが、明らかに毛量が増加しました~
お毛さん
コメントありがとうございます。
お、本当ですか(*´ω`*)!
安価なのに効果もちゃんと出たとは最高ですね!
やはり大手企業である花王が作ってるだけあって質もよさそうですしね。
是非継続してみてください(`・ω・´)ゞ