キャピキシル(capixyl)は本当に効くのか?臨床試験の結果から考察!

こんにちはフカセです(`・ω・´)ゞ

以前にキャピキシルの効果について、その作用機構と試験管内での実験結果を交えた記事を投稿しましたが、やはり生体外だけでなく実際にヒトに使用した結果も知りたいですよね!

ということで、今回はその続編となります。

前回と同様に下のファイルのデータを元にして、今回は臨床試験、つまりは実際にヒトにキャピキシルを使用してみた場合にどういう結果が得られたかということについてお話ししたいと思います。

(参考文献URL http://www.hatumou-life.com/wp-content/uploads/capixyl_kanzen.pdf)

実験概要

臨床試験では、キャピキシルを使用したことによる毛髪量の変化を観察することになります。

ここでは毛髪量を主観ではなく客観的に評価するためにTrichoScanという名前の装置を用いています。

 

この実験はAGAに悩んでいる人の内、
 TrichoScanによる計測で範囲内の頭髪が200本以下である
 成長期の毛髪の割合が70 %以下である
という条件のどちらか、あるいは両方を満たした人が被験者となっています。

ちなみに平均年齢は46歳でした。

 

また、この被験者は
①キャピキシルを使用するグループ
②キャピキシルを使用しないグループ(プラシーボ群)
の2つのグループに、それぞれ15人ずつ分けられました。

 

それぞれのグループが使用したのは以下のローションです。

①: 5 %キャピキシル、20 % アルコール、 75 % 水 (pH 5.4)
②: 20 % アルコール、 80 % 水 (こちらはpHの記載なし)

アルコール濃度が同じなので使用感では①と②のどちらを使用しているかわからないようになっています。

 

被験者は4ヶ月間継続してそれぞれのグループに割り当てられたローションを午後に20滴分、試験対象となる部位に塗布しました。

(使用量は1滴が何mLなのかが記載されていなかったので正確な量はわかりません)

そして実験開始時と実験終了時(4ヶ月後)の2つの時期での毛髪が評価・比較されています。

TrichoScanによる毛髪量の計測

TrichoScanはAGA患者の毛髪を解析するのに適した機器です。

この機器の主な特徴としては、同日中に全毛髪量の測定が可能であること、そして同じ範囲の「成長期(anagen)」と「退行期(telogen)」の毛髪量の数を計測できること、があります。

 

それでは実際の測定にあたっての手順を見てみましょう。

キャピキシル臨床1

まず、上の赤色のシートのように1.8 平方cmの穴が空いたシートを使って、その穴の範囲だけ髪の毛を剃っておきます。

そして3日後、グレーや金色の髪の毛は頭皮とのコントラストが十分にハッキリとはしないので差を明確にするために染色した後、アルコールで洗浄します。

キャピキシル臨床2

その後、カメラではじめに毛髪を剃っておいた部位の写真を撮影します。

毛髪密度の算出法

上記のようにして得られた写真は特別なソフトウェアによって解析され、成長期と休止期の毛髪量が評価されます

キャピキシル臨床3

上の写真はちょうど4分割されたような感じになっています。

1(左上)は生の写真のデータ。

2(右上)はソフトウェアによって検出された毛髪。

3(左下)ははっきりとマークされた毛髪(?)。(これについては原文ではSpecific marked hairとなっているのですが、十分な説明がないためちょっと意味がわかりませんでした・・・)

4(右下)は毛髪が成長期なのか休止期なのかが判別された画像です。赤色が休止期緑色が成長期を表しています。

4について補足ですが、黄色は写真の端にあたってしまっている毛髪で、統計的処理によってグルーピングされているとのことです。(これも正確な意味合いはわかりませんが、おそらく端にあるものは正しい評価ができないので黄色になっているものに関しては評価の対象から除外されている、ということだと思います)

また、4における成長期と休止期は、毛髪の伸びた長さによって判別されています。

ここではTrichoScanは一日当たり0.3 mm伸長した髪の毛を成長期、髪の毛が伸びなかったものを休止期と判別するように設定されています。

 

成長期(anagen)の毛髪密度

毛髪を完全に剃った3日後にTrichoScanで検出可能となるぐらいに伸びた毛髪が成長期(anagen)と判断されます。

そのような毛髪の平方cmあたりの本数を評価したところ下のグラフのような結果となりました。

キャピキシル臨床4

左の「Placebo」というのがグループ②に、右の「Capixyl」というのがグループ①に相当します。

キャピキシルの入っていないただのアルコールと水を混ぜたローションを塗布していたグループでは、臨床試験開始時に比べ終了時である4ヶ月後には成長期の毛髪量は微減するという結果となりました。

 

一方で、キャピキシル入りのローションを使用したグループでは13 %の成長期の毛髪の増加が確認されました。

これにより、キャピキシルには成長期毛を増やす効果があるとわかりました。

休止期(telogen)の毛髪密度

続いて休止期(telogen)の毛髪密度の測定を行いました。

キャピキシル臨床5

プラシーボ群では4ヶ月後に休止期の毛髪は23 %増加しました。

 

一方でキャピキシルを塗布したグループでは29 %も休止期毛が減少しました。

これによりキャピキシルには休止期毛を減少させる効果があるとわかりました。

成長期(anagen)/休止期(telogen)の比

さらなる試験結果の解析として、上で測定された「成長期(anagen)」と「休止期(telogen)」の毛髪量の比を計算すると下のグラフのようになります。

キャピキシル臨床6

(成長期の毛髪密度)/(休止期の毛髪密度)の値が縦軸なので、縦軸の値が大きいほど成長期の割合が多く、育毛効果があることがわかります。

 

プラシーボ群では33 %縦軸の値が減少したため、4ヶ月の間にもAGAが進行して休止期毛の割合が増えていることがわかります。

一方、キャピキシルを使用したグループでは46 %縦軸の値が増加した、つまり成長期毛の割合が増えていることから、AGAの進行を抑えることができていることがわかります。

 

続いて数値データではなく治療前後の実際の写真を見てみましょう!

キャピキシル使用前後の写真

キャピキシルによる治療のビフォー・アフターを撮影した写真が下のようになります。

上段が治療前、下段が治療後です。

キャピキシル臨床7

アフターでは明らかに丈夫に成長している毛髪の量が増えていますね(*´∀`*)!!

これに関しては、わざわざ成長期毛と休止期毛で色分けをしている右側の図を見るまでもなく、左の生写真でも違いがわかるかと思います。

 

アフターでは本数が増えたように見えることに加え、毛髪の太さや長さのバラツキが減って均一になっているようにも見えます。

まとめ

いかがでしたか?

前編のキャピキシルの作用機序についての記事よりは短くて読みやすかったのではないかな、と思います!

 

臨床試験では5 %キャピキシルの4ヶ月の使用でハッキリとした違いが表れたことがわかりました。

このような明確な結果が出ているということで、キャピキシルは巷の他の育毛成分よりも高い育毛効果が期待できる成分だという印象をうけました。

 

そんなわけで、この度5 %キャピキシル配合の育毛剤であるDeeper3Dを購入しました(`・ω・´)ゞ

これを使うことでキャピキシルの育毛効果を調べていきたいという所存です!

 

>>>Deeper3D購入・使用編の記事はコチラ<<<

 

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