こんにちはフカセです(`・ω・´)ゞ
いやー最近天気が安定しないですね。
こないだもゲリラ豪雨のせいでびしょ濡れになりました(´・ω・`)
地球温暖化のせいだなんだと言われていますが実際のところどうなんでしょうね?
理系ですけどあんまりこの分野は詳しくないので確かなことは正直わかんないです^^;
なので今度ちょっと勉強してみようかなーなんて思ってます。
さて、今回は髪の毛を構成するにあたってなくてはならない成分であるL-シスチンについて基本的なとこからお話したいと思います!
髪の毛の主成分であり育毛にも重要な成分なので、この機会にどんなものか知っておきましょう(・∀・)!
髪の成分
そもそも髪の毛はどんな成分でできているのか?
その答えは、99 %がケラチンでできています。
ケラチンとはなんぞや?ってことですけど、ケラチンは硫黄を含むタンパク質の総称です。
硫黄って黄色っぽくて温泉のあのくさい匂いのもとだよね?
髪の毛自体は臭くないしほんとに硫黄なんて入ってるの?
って感じですが、現実に髪の毛に含まれています。
その証拠に髪の毛を燃やすと実際に温泉みたいな香りがします。
フカセも昔うっかり前髪を燃やしてそんな匂いを嗅ぎましたΣ(・∀・;)笑
そんなケラチンには他のタンパク質にはほとんど含まれていない「シスチン」という成分が多く含まれています!
髪の毛の組成
Henderson, G.H. et al., J. Soc. Cosmet. Chem., 29, 449 (1978)
髪の毛を構成するアミノ酸の量を調べた上の論文のデータをもとに各アミノ酸の含有量の表と、その割合を示すグラフを作製してみました。
この論文では未処理の、つまりパーマなどを当てたりしていない髪の毛について成分量を測定しています。
表の値は髪の毛1 g当たりにどのくらいの量のアミノ酸が含まれているかを示しています。
molって何?って方もいるかもしれませんが、ここではそこは気にせず数値が大きいほど量が多いってことがわかってもらえればOKです。
そしてそして、この表を作製した右のグラフを見てもらえば一目瞭然!
髪の毛を構成するアミノ酸の中で最も多いのはシスチンです(`・ω・´)!!
なるほどなるほど、それならなんだかシスチンって重要そうだぞ!
っとなったはいいですが、シスチンとは一体どんなものなんでしょうか!?
L-シスチンとは?
L-シスチンは上でも言いましたがアミノ酸の一種です。
ケラチンが硫黄を含むタンパク質だといいましたが、ケラチンを構成する主成分のL-シスチン自身も硫黄を含んでいます。
なので専門用語では含硫アミノ酸と呼ばれています。
L-シスチンは下の図のようにシステインというアミノ酸が二つつながった構造をしています。
システインのSHの部分が反応してS-S結合(ジスルフィド結合と呼ばれます)を形成し、L-シスチンができあがります。
ジスルフィド結合ってなんやねんって感じになる人もいるかもしれませんが、結構身近なところでこの結合は利用されています。
例えば、パーマをかけるときはこのS-S結合を一旦切断させ、元々結合を組んでいたシステインとは別の、他の場所にあるシステインと再度S-S結合を形成させることで、髪をくるくるな形で固定化しています。
このS-S結合があるおかげでオシャレな髪型が可能になっているわけですね^^
ちなみにL-シスチンは髪の主成分ということで育毛に役立つだけでなく、美肌効果であったり、老化や病気から身体を守る効果も期待できます。
美肌効果については、L-シスチンがシミの原因となるメラニンの生成を抑制することによりもたらされます!
そのため化粧品に入っていることも多いですね。
L-シスチンを補うには?
L-シスチンを多く含む食材には、牛肉・羊肉・サケ・牛乳・小麦粉などがあります。
牛乳なら毎日飲めそうですが、牛肉や羊肉なんかだとなかなか毎日食べるのは難しそうですね。
L-シスチンは髪の毛だけでなく皮膚全般の健康維持にも関わっているので、できるなら十分に摂取したい成分です。
そうなると、サプリメントで補っていくのが一番簡単で安価です。
L-シスチンを含むサプリメントにはこのような単体のものも多くあります。
しかし、育毛にあたってはL-シスチン以外にも必要な成分は亜鉛だったりアルギニンだったりとたくさんありますので各成分を別々で購入するのは非常に効率が悪いです。
なので、総合型の育毛サプリメントをおすすめします。
例えば、僕も現在進行形で使用しているBOSTONサプリはL-シスチンを一日量当たり30.0 mg含んでいます。
ただ正直この量は決して多くはありません。
しかし、見方を変えるとこの量なら過剰摂取にはなり得ないので安心して飲めます。
含有量についてはL-シスチン単体のサプリの方が1錠につき500 mgとか、すごく多いです。
しかし、これだと普段の食事と合わせた場合に過剰摂取にならないかが少し不安です。
過剰摂取をすると、インスリンの働きが阻害されて糖尿病になってしまう危険性があります。
加えて、尿にL-シスチンが多くなると膀胱結石の原因ともります。恐ろしや・・・
L-シスチンにどのくらい気を使うべきか?
L-シスチンは確かに髪の主成分なので重要なのですがそこまでシビアに摂取しなくてもいいと考えています。
というのも牛乳や小麦に関しては日常的に摂取している人がほとんどですよね!
ですのでBOSTONサプリで30 mgを毎日摂取し、欠乏症さえ防ぐことができれば育毛の面ではノープロブレムというのが個人的見解です。
もちろん推奨摂取量は、L-シスチン+メチオニン合わせて一日当たり750 mg(50 kgの人の場合)なので30 mgよりもっと多く摂取した方がいいのは明らかですけどね!
ちなみにここでメチオニンというアミノ酸と合わせて推奨摂取量が決められているのはL-シスチンがメチオニンからも体内で合成できるからです。
ただ、この原料のメチオニンは必須アミノ酸であり体内で合成できないため体外から摂取する必要があります。
ですので、L-シスチンが摂取できていなくてもメチオニンを摂取できていれば深刻な欠乏症にはならないと思われます(`・ω・´)ゞ
まとめ
あまり日常生活で聞くような有名な成分ではありませんが、L-シスチンは髪の毛の主成分ということでした!
育毛を行うに当たって、この成分についてあまり神経質になりすぎる必要はありませんが、もちろん気にかけられるならかけた方がいいかなと思います。
ですのでL-シスチンを毎日摂取しているか不安で気になる方はBOSTONサプリの利用も考えてみるといいかと思います(`・ω・´)ゞ