たんぱく質(アミノ酸)が不足するとハゲるのか考察してみた!

こんにちはフカセでございます(`・ω・´)ゞ

 

先日東京工業大学の大隅良典名誉教授がノーベル医学・生理学賞を受賞されましたね!

本当におめでとうございます!

大隅先生

(写真は大隅研究室HP、http://www.ohsumilab.aro.iri.titech.ac.jp/より)

 

大隅先生の受賞インタビューでは、「すぐには社会の役に立つとは限らない基礎研究の重要性」を強く説いておられるのに中々メディアを通してだと正しく伝わっていないなと思います。

そもそもノーベル賞の受賞インタビューなのにインタビューアーの質問がアホすぎて・・・みたいなのも多いですしねΣ(・∀・;)

 

何故か日本では研究内容よりもその人物について掘り下げるの好きですよね。。。

一種の国民性なんでしょうか?

まあ人物を掘り下げたらいけない!とは思いませんが、もう少し研究内容にフォーカスを当てた放送をしてくれたらもっと科学に興味をもつ人が増えるんじゃないかなーなんて思ってます。

 

大隅先生には一度お会いしたことがあるのですが、その時も基礎研究を大事にしていらっしゃる姿勢が印象的でした。

ちょっとでも日本社会が研究者の言っていることに耳を傾けてくれればいいなと、そして基礎研究の重要性を認識してくれればと願ってやみません。

 

さて、大隅先生は今回「オートファジーに関する研究」でノーベル賞を受賞されたわけですが、実はこれがきっかけでこの記事を書こうと思いました笑

途中でオートファジーに関する話も軽く入っているのでメディアであまり放送されない研究内容のこともちょっとわかるかもしれません(*´∀`*)

 

そして今回の話題は「たんぱく質(アミノ酸)の欠乏と薄毛の関係」についてです!

なぜオートファジーがこの記事を書くきっかけとなったかは読み進めていってもらえればわかると思います(`・ω・´)ゞ

髪の毛の主成分

髪の毛の主成分はタンパク質です。

具体的にはたんぱく質が大体80~85 %を占めており、後は水分やメラニン色素などから成ります。

タンパク質というと、卵とか肉とか食品をイメージしやすいと思いますが髪の毛だって立派にタンパク質の塊みたいなものというわけです(・∀・)!

 

タンパク質は、20種類のアミノ酸が繋がってできたポリペプチドというものが三次元的に折りたたまってできます。

また、タンパク質ごとにポリペプチドのアミノ酸の並び順というのは決まっているとともに、タンパク質によって使用するアミノ酸の割合もまちまちです。

下に、一般的な毛髪を構成するアミノ酸の割合を示してみました。

髪の毛組成表&グラフ

これを見るとおわかりの通り、髪の毛を構成するアミノ酸の中で最も割合が高いのはシスチンというアミノ酸になります。

シスチンについてはこちらの記事でも一度ご紹介しました。

また、シスチン以外にも数多くのアミノ酸が使われて毛髪ができているということがわかると思います。

 

というわけで、主成分がタンパク質(アミノ酸)である毛髪を維持するには、その材料となるアミノ酸が必要です!

 

では、仮にタンパク質を摂取せずアミノ酸が欠乏するとどうなるのでしょうか!?

・・・というところで今回のノーベル賞の研究内容であるオートファジーの登場です!

オートファジー(Autophagy)とは

autophagy

(画像はhttps://annarbor.nerdnite.com/2014/08/17/autophagy-50sat-and-tree-chemicals/より)

オートファジー(Autophagy)は自食作用とも呼ばれる現象です。

自分で自分を食べる行為ですね。

これが何を表しているかというと、細胞自身が細胞内のたんぱく質を分解する現象を指しています。

 

どうしてそんな自虐的(?)なことをするのかというと、本当に必要なタンパク質に栄養を集中させるためです。

 

タンパク質を分解すると元々の構成要素であるアミノ酸になります。

細胞はそのアミノ酸を材料にしてまた新しくタンパク質を合成するわけですね。

 

このシステムによって、細胞が栄養の足りない“飢餓状態”に陥ったとき、比較的細胞の生命維持への役割が薄いタンパク質を分解して、生命維持に必須なタンパク質へとリサイクルすることでアミノ酸の欠乏に対応することが可能となります。

 

※ ここでは触れませんでしたが、オートファジーにはアミノ酸飢餓への対応だけでなく、異常なタンパク質の除去や細菌からの感染防御の役割などもあります。

髪の毛は後回し!?

「あれ?ひょっとしてオートファジーの仕組みがあるならタンパク質が不足しても髪の毛には影響ないんじゃね?」

と思っちゃいそうですがそれは間違いです!

 

その理由としては、

ひとつにはこのオートファジーによるタンパク質リサイクルは一時的なものであることがあります!

当然ですがずっと栄養が入ってこなければ、必要なタンパク質合成のための材料をリサイクルではまかないきれなくなっていずれは細胞も死んでしまいます

 

そしてもう一つ、オートファジーによってできたアミノ酸は生命維持に重要なタンパク質をつくるのに優先的に使われるという話でした。

となると、髪の毛はどうでしょうか。

 

・・・・・・はい。

細胞の生命維持には必要ありません!!

ですので髪の毛のために優先的にアミノ酸が使われることはないと思っていいでしょうΣ(・∀・;)

 

また、髪の毛は他の細胞内のタンパク質と違ってオートファジーによってアミノ酸に再度分解することもできません。

髪の毛は細胞外に思いっきり出てますしね^^;

というか仮に細胞内にあったとしても髪の毛は強固な構造をしているので分解なんてそう簡単にできません。

 

そんなわけでアミノ酸は毛髪を作るためには優先的には使われないので、

健康な毛髪を維持するためには毛髪以外のタンパク質を合成しても余るぐらいのタンパク質(アミノ酸)を摂取する必要があるということになります!

たんぱく質の摂取量と方法

じゃあ一日にどのくらいのたんぱく質を摂取すればいいのか?

ということになりますよね。

 

目安としては、体重1 kg当たり約1 gです。

例えば、体重60 kgの人の場合は一日あたり60 gのたんぱく質の摂取が必要ということになります。

もちろん推奨摂取量はその人の体質や、運動量などにもよります。

筋肉質が多かったり、運動をよくする人はより多くのたんぱく質が必要です。

 

それじゃあ必要量のタンパク質(アミノ酸)をどうやって摂取しよう?となりますが

その方法としては通常の食事か、サプリメントでの補給が考えられます。

 

たんぱく質豊富な食材としては、以下のようなものがあります。

肉・魚・卵・乳製品・大豆etc…

ご存知だとは思いましたが一応挙げておきました笑

 

この内大豆だけは植物性たんぱく質で、他が動物性たんぱく質ですね。

植物性たんぱく質に含有されているアミノ酸は動物性のものに比べて偏りがあるので、納豆だけ食べていると20種類あるアミノ酸の一部が実は足りていなかった・・・となりかねません。

 

ですので、複数種の食べ物からたんぱく質を摂取した方がアミノ酸の偏りがでにくいのでオススメです(`・ω・´)b

栄養サプリメント

栄養サプリメントでも種々のアミノ酸を摂取できるものがあります。

ボストン一箱

例えば、僕も使用しているBOSTONサプリにはL-シスチン、L-リジン、L-アルギニン、コラーゲンペプチドなどが入っています。

コラーゲンペプチド自体はアミノ酸ではないですが、これは主にプロリンというアミノ酸が繋がってできたものです。

 

コラーゲンはお肌がぷるぷるになるというイメージが定着しているかと思いますが、実は美容分野だけでなく育毛にも大事です。

コラーゲンにも色々な種類があるのですが、例えばこちらの記事では17型コラーゲンの減少が薄毛の原因となることについて触れました。

 

BOSTONに含まれている主なアミノ酸はどれも育毛に重要と考えられているものばかりです。(そもそもBOSTONサプリが育毛のために開発されているので当然といえば当然ですが笑)

 

とは言いつつも、ぶっちゃけアミノ酸だけを取る目的ならBOSTONを使う必要はないと思います笑

毎日十分な量のタンパク質摂取に気を付ければ済むことですので(・∀・)

 

一方で、アミノ酸を含め亜鉛やノコギリヤシなどその他の育毛に役立つ成分を摂取するという目的なら非常に有用です。

 

その他にも「たんぱく質をとっているけどアミノ酸に偏りがあるかも?」

あるいは「育毛のためのたんぱく質以外の栄養が足りてないかも?」

などと自分の食生活が不安な方もBOSTONサプリを取り入れてみるといいと思います(`・ω・´)ゞ

 

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