Q&A「亜鉛サプリは逆効果!?セレンやクロムでハゲるは本当か?」

こんにちはフカセでございます(`・ω・´)ゞ

コチラの記事のミノキシ汁さんのコメントから抜粋です。


育毛に亜鉛はいるが、同じミネラルでもセレンとクロムはとるとハゲルという都市伝説どう思われますか?

というわけで、今回はセレンとクロムが薄毛を進行させる悪者なのかどうかを考察したいと思います!

 

巷にはセレンとクロムが配合された亜鉛サプリがあふれています。

なので、もしこの話が本当なら亜鉛サプリは気をつけて選ばないといけませんね!

AGA対策に良いとされている亜鉛をとりいれようとして、逆にセレンやクロムのせいで逆効果になってしまっては元も子もないですからね。

果たして本当なのか?

それではいってみましょー!

セレンとクロムの過剰摂取による健康被害

まずはこの噂の元がどこにあるのか調べてみました。

すると、実際にセレンとクロムによる健康被害が今までに起こっていたことがわかりました。

ちなみに健康被害が起こっていたのは日本ではなくアメリカです。

 

そして2008年にアメリカでは政府機関(おそらくFDA)が高濃度にセレンやクロムを含むサプリメントが流通していることについて注意喚起しました。

これらサプリメントの利用者には脱毛や筋肉けいれん、下痢に関節痛などの健康被害が現れたようです。

 

ですので、セレンやクロムによって薄毛になってしまうことがある、という噂は本当です。

(厳密にはクロムはあまり関係なくセレンの方が主犯のようです。)

 

ちなみにこの健康被害が出たサプリメントでは一回の摂取量当たり、最大で40800 µgのセレンと3426 µgのクロムが含まれていました。

これは最大の値なので、実際にはもうちょっと少ない量でも同様の健康被害が見られていたのだと推察できます。

 

ではこの摂取量はどのぐらい多いのか・・・?

サプリを飲むと簡単に超えちゃうような量なのか・・?

ということがこのままだとわからないので、ちょっとセレンとクロムの基本的な話も含めて一日摂取量はどのくらいがいいのかという基準、さらにサプリによる摂取が本当に必要かどうか?などを順に見ていきたいと思います!

セレンとは

(画像は天然のセレンです)

まずセレンの基本的な話からです。

 

セレン(Selenium)は昔から毒性が強いと知られている元素です。

その一方で、微量に限っては人体にも必須であると最近わかってきました。

というのも人体で働くタンパク質にはセレンを必要としているものが存在するからです。

 

例えば、グルタチオンペルオキシダーゼという名前の酵素が働くためにはセレンが必要です。

この酵素は活性酸素を除去する抗酸化作用をもっており、この作用は非常に魅力的です。

 

セレンはグルタチオンペルオキシダーゼの他にも様々な酵素が働くのに必要です。

ちなみに活性をもつのにセレンを必要とするタンパク質をセレノプロテインと呼んだりします。

 

そんなわけでセレンは完全に人体にとって必要のない元素というわけではありません!

セレンの摂取量について

さて、上で述べましたがセレンは「微量に限って」人体に必須な元素です。

この微量とは具体的にはどの程度なのでしょうか?

 

これについては東京都福祉保健局のHPを参考にしました。

 

厚生労働省によると、女性の場合セレンの摂取推奨量は25 µg/日です。

そして耐容上限量(過剰摂取による健康被害を起こさない最大量)は210~230 µg/日です。

 

また、市販のサプリメント28製品についてセレンの含有量を調べたところ、下の棒グラフのようになったということです。

大半のサプリは推奨量よりも多くのセレンが含まれていることがわかります。

サプリでセレンを摂取する必要はあるのか?

さて、サプリには基準より多くのセレンが入っているものが多いとわかりましたが、これらサプリによる摂取は本当に必要なのでしょうか?

 

実は、日本人は通常の食事をしていれば十分量のセレンを摂取できています。

具体的には100 µg/日が平均的な日本人の摂取量のようです。

 

ですので、上の棒グラフのセレン含有量が多い数製品に関してはサプリと食事で摂取したセレンの合計量が耐容上限量を超えてしまいます。

つまりは、健康被害が起こってしまう可能性がある量になってしまうわけですね。

もちろん冒頭のアメリカでの例に比べると全然マシなので、実害が出るレベルになるかはわかりません。

 

しかし、一日の摂取推奨量自体は食事だけでラクラクに超えられるので

亜鉛サプリを選ぶ際はセレンの入っていないものを選んだ方がよい

といえるでしょう。

クロムとは

続いてクロムも同じ流れでみていきましょう!

 

クロム(Chromium)は糖質やコレステロール、タンパク質の代謝に関わる元素です。

こちらも人体には微量に限り必要な元素であると言えます。

 

ちなみに3価クロムと、6価クロムという二種類があり、後者は毒性が強いです。

しかし、一般に食事で摂取されるクロムは大半が3価クロムなので特に6価クロムの毒性については気にする必要はないです。

クロムの摂取量について

クロムについては推奨量は30 µg/日です。(女性の場合)

しかし、耐容上限量は定められていません。

 

え、じゃあどれだけ摂取しても大丈夫なの!?

って感じに思ってしまいますが、そういう訳ではありません。

 

これは単にクロムの研究がまだ十分になされておらず、一体どこまで摂取しても大丈夫なのかが明らかとなっていないためです。

 

さて、クロムについても市販のサプリにどの程度含まれているかが調査されました。

その結果、クロムについても大半のサプリメントで一日の推奨量以上の量が配合されていることがわかりました。

サプリでクロムを摂取する必要はあるのか?

クロムについてもセレンと同様に通常の食事で不足することはありません。

(残念ながらクロムについては日本人が平均的にどの程度摂取しているかのデータは見当たりませんでした)

 

ですので、クロムも特にサプリメントで補う必要のある成分ではないということになります。

結論

セレンの過剰摂取は薄毛の原因となることがある!

冒頭の方でもちらっと述べましたがクロムに関しては過剰摂取が脱毛の原因となるかは不明瞭です。

 

ただ、セレンとクロムについてはどちらも通常の食事で十分に摂取することが可能であるので、

亜鉛サプリを選ぶ際にはセレンやクロムの入っていないものを選ぶのが無難です。

 

そうなると

具体的にセレンとクロムが入ってない亜鉛サプリってどれよ?

となると思うので、最後にセレン・クロムフリーな亜鉛サプリを紹介したいと思います。

セレン・クロムフリーな亜鉛サプリ

ここでおすすめの亜鉛サプリを2つ紹介するわけですが、パッと見は「リジンサプリ」です笑

L-リジンも育毛に重要なアミノ酸ですので摂取することが推奨されている栄養分です。

 

ですので亜鉛は摂取したいけどL-リジンは摂取したくない!という人はいないという仮定でおすすめさせて頂きます笑

 L-リジンプラス

一つ目がVitalMeのL-リジンプラスです。

 

配合成分は以下の通りです。

 L-リジン 1600 mg
 亜鉛 8 mg

 

一本250錠入りで1600円。

三本まとめ買いで4360円です。

 

ですので、三本まとめ買いをしたときに最安になり、

計算すると、一日当たり(4錠)の最安値は23.3円となります。

 

 

 プレミアムリジン

2つ目が、ドクターズファーマシーのプレミアムリジンです。

 

配合成分は以下の通りです。

 L-リジン 2000 mg
 L-アルギニン 40 mg
 亜鉛 8 mg

 

亜鉛の含有量に関してはL-リジンプラスと変わりません。

しかし、L-リジンが400 mg多いのと、L-アルギニンも配合されている点でL-リジンプラスより優秀です。

 

一袋200錠入りで1980円。

また、二袋購入で一袋プレゼントなので、実質三袋まとめ買いが3960円です。

 

一日当たり(8錠)の最安値は26.4円です。

L-リジンプラスより微妙に高いですが(一日当たり3.1円割高)、その分成分量が多いのでどちらかというとこちらの方がおすすめです。

 

 BOSTONサプリ

亜鉛を含む総合型の育毛サプリメントも治療の際にはおすすめです。

その代表格がBOSTONサプリです。

僕も実際長らくお世話になっていたのが、このBOSTONサプリです。

亜鉛の他にも、ノコギリヤシエキスやシスチンなどAGA治療に嬉しい成分が配合されているため、

それら成分を単体のサプリで揃えていくよりコスパがはるかによくなります。

最近ですと、イクオスサプリEXという総合型のサプリメントがBOSTONサプリに伍するサプリとして登場しました。

現在は僕もイクオスサプリEXの方を試しに使用していますが、効果のほどはBOSTONサプリと変わらず感じられています(`・ω・´)ゞ

 

BOSTONサプリとイクオスサプリEXについてはこちらの記事(イクオスサプリEXはBOSTONよりも育毛に効果的!?成分と価格は?)で比較していますので、気になる方はご覧ください!

セレン画像出典: https://sites.google.com/site/fluordoublet/elements/selenium
摂取量データ出典(東京都福祉局): http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/anzen_info/selen.html

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