こんにちはフカセです(`・ω・´)ゞ
さて、今回は毛髪再生医療で気になるニュースがあったので紹介いたします!
タイトルにも書きましたが、再生医療の技術を使った臨床試験が初めて開始されたそうです^^
この手の話題は自分自身AGA患者として興味があることに加えて、僕の周りにもこういった毛髪再生の研究に取り組んでいる友達が身近にいるという面でもすごく面白いです(*´∀`*)
ちなみにその友達が所属している研究室の教授は見事なつるっぱげのようです笑
ひょっとして教授は自分の薄毛を治したくてこの研究テーマをやらせてるんでしょうかね(・∀・;)?笑
冗談はさておき、それでは内容を見ていきましょう!
毛髪再生医療技術
初の臨床試験を行うのは東京医科大学と資生堂のグループです。
被験者は男女合わせて60人ということです。
ちゃんと女性の薄毛も視野に入れているようですね^^
ですのでこの技術が実現すれば男性だけでなく女性で薄毛に悩んでいる人も治療をうけられそうですね!
今回臨床試験に用いられる技術について動画中で説明しているのが下の画像です。
上の動画を見てもらってもわかりますが、今回用いられる技術について流れをまとめるとこのようになります。
後頭部の頭髪10本程度を頭皮ごと切り取る
毛球部毛根鞘細胞という細胞を取り出す
約3ヶ月培養し細胞数を100万個程度にする
増やした細胞を薄毛の部分に注入
注入した細胞が毛髪細胞に変化
薄毛が治る
こんな感じになります!
この技術は以前にも記事にしました理研と京セラが開発した技術に通ずる物がありますね!
毛髪再生医療の基本は「取って・増やして・戻す」です(`・ω・´)b
この中でも「増やす」というところが毛髪再生医療の特徴となっています!
この特徴を踏まえた上でこの治療法のメリットとデメリットを考えてみました。
毛髪再生医療のメリット1
この薄毛治療法のメリットの一つは、一度の治療で効果が長続きするということでしょう。
現在主流である内服薬や外用薬を使用した治療法ではどうしても継続した治療が毛髪の維持には必須です。
しかし、今回の毛髪再生医療ではそうはならないと考えられます。
なぜならこの治療法ではもともと薄毛になりにくい後頭部から採取した細胞を使用するからです。
こちらの記事にも書きましたが、後頭部の細胞には男性ホルモン受容体が少ないため、ジヒドロテストステロンの影響を受けにくく薄毛にもなりにくいです。
細胞の性質は一度取り出して培養して増やした後も同じです。
なので、たとえ薄毛になりやすい部分に注入しようとも、注入された細胞自体は薄毛になりにくい性質のままであるため効果が長続きするというわけです!
毛髪再生医療のメリット2
二つ目のメリットは、採取する皮膚の面積が少なくてすむということです。
現在でも治療として用いられている植毛と比較してみると、その採取面積は大違いです。
植毛では細胞を培養して増やすというステップがないために、どうしても薄毛部分全体を隠すには同程度の面積の皮膚を採取する必要があります。
一方で、毛髪再生医療では細胞を培養するステップが含まれているためにはじめに採取する細胞の量は最小限で済みます。
これによって、皮膚を切り取ることによる悪影響を最小限に抑えることができると期待できます!
やっぱり広い面積の皮膚を切り取るのは勇気のいることなので、切り取る部分が小さくて済むのは精神的負担も少なく、この治療法をうけるハードルをかなり下げてくれる要因にもなると思います(`・ω・´)!
毛髪再生医療のデメリット
植毛と比較した場合たしかに切り取る皮膚の面積が少ないことはメリットです。
一方で、細胞を培養する期間・及び注入した細胞から毛が生えるまでの期間が必要なので植毛に比べるとどうしても目に見えた効果を得るまでにかかる期間が長いです。
あと費用がどの程度かかるのかも気になるポイントですね。
いかに一度の治療で長めの効果が得られそうであっても、価格が現在の内服薬や外用薬よりも高かったら従来の治療法でもいいやって気がしますよね^^;
予想ですけどこの技術が実現してすぐの段階では結構高額なのではないかなーと思います。
さらに数年経ったら安価に実行可能な治療法となりそうですけどね!
感想
いやー最近こういった再生医療を利用した治療法が積極的に研究されていてすごく嬉しいです(*´∀`*)!
あと数年でもう簡単にハゲとおさらばできる時代が来るのか!?
・・・はまだわかりませんが大いに期待できそうですね!
こういった新しい薄毛治療技術の情報がまた何か発表されていたら記事にしたいと思いますのでこれからも一緒に技術の進歩を見守っていきましょう(`・ω・´)ゞ