【完全版】女性の薄毛のタイプと原因まとめ!最適な対策・治療法は?

こんにちはフカセでございます(`・ω・´)ゞ

 

女性の薄毛についても当ブログで扱うことに決めたのですが、

その記念すべき第一弾としては女性の薄毛全般を取り扱ってみます。

 

この記事では女性の薄毛に関して

具体的にどういった種類の薄毛が存在するのか?

また、それらの薄毛の原因は何なのか?

さらに、それらに対する最適な対策法や治療法は何なのか?

ということについてひとつずつ解説していきたいと思います(`・ω・´)ゞ

 

それではさっそくいってみましょー!

FAGA(女性男性型脱毛症)

女性男性型脱毛症と聞いて、

「え、女性なのに男性型脱毛症になるってどういうこと?」

と思うかもしれません。

 

しかし、男性ホルモンが原因の脱毛症のことを「男性型脱毛症(AGA)」といい、

男性ホルモンは女性にも存在していることから、女性でも男性型脱毛症は起こることがあります。

それを男性のAGAとは区別してFAGA(Female androgenetic alopecia)と呼びます。

 

FAGAではAGAと同じく、ヘアサイクルにおける成長期が短くなることによって薄毛になります。

加齢や更年期により女性ホルモンが減少していくと、

相対的に男性ホルモンの割合が多くなってきます。

 

そうした際に、男性ホルモンに対する感受性が強い体質だとFAGAを発症し、毛髪のミニチュア化が起こります。

(※男性ホルモンに対する感受性が強い人というのは、分子レベルで説明すると男性ホルモン受容体の量が多かったり、活性が強かったりする人のことです。)

 

なお、女性の薄毛の半数がこのFAGAに該当すると言われており、女性の薄毛の中でもメジャーな部類にあたります。

特徴
30代前半ころから自覚されることが多い。
頭頂部、あるいは頭頂部から生え際にかけて軟毛化と脱毛が起こる。
全体的に毛髪密度が減少する場合もあり、この場合は後に紹介する慢性休止期脱毛症との区別が難しい。
原因
加齢や更年期による女性ホルモンの減少により、相対的に男性ホルモンが優位となること。

休止期脱毛症

続いて休止期脱毛症です。

休止期とは、ヘアサイクルにおいて毛の成長が休止している時期です。

 

下図のように、毛乳頭がしっかりと真皮に繋がっておらず、すぐに抜けてしまうような状態になります。

通常では頭髪の5~10 %が休止期に当たり、3ヶ月程度休止期は継続します。

そして、この休止期の状態から成長期に戻らない、逆に成長期から休止期に急に移行してしまう、といった理由で脱毛が発生する場合に休止期脱毛症と判断されます。

 

FAGAとの違いとして一番大きいのは、

軟毛化が起こらず硬毛が抜けていくという点です。

頭部の毛量が全体的に減少するという点も特徴の1つなのですが、FAGAでも場合によってはそういう例もあるので薄毛の部位による判断は難しいと思います。

 

なお、休止期脱毛症の中にも3種類あり、急性休止期脱毛症・慢性休止期脱毛症・慢性びまん性休止期脱毛症があります。

ここからはそれら3種類の休止期脱毛症を1つずつ見ていきましょう。

急性休止期脱毛症

急性の名の通り、急激に起こるのが急性休止期脱毛症です。

成長期だったはずの毛髪が急激に休止期に移行してしまう訳ですね。

 

原因は様々ですが、それら引き金となる出来事が起こってからすぐに脱毛が起こるという点で特徴的です。

また、後に紹介する出産後脱毛も急性休止期脱毛症の1つだと考えられています。

特徴
FAGAとは異なり軟毛化は起こらず、硬毛が抜ける
簡単に髪の毛が抜けやすくなる
急激に脱毛症状が現れる
原因
精神的ストレス
ダイエット
鉄欠乏性貧血
外科手術
高熱
大量出血
出産

慢性休止期脱毛症

慢性休止期脱毛症は壮年期の女性に多く、少なくとも半年以上かけてゆっくりと脱毛変化が起こります。

 

慢性休止期脱毛症の原因についてですが、

残念ながら完全に明らかとはなっていません。

様々な要因が提唱されていますが、

大きく分類すると、加齢・ストレス・栄養不足のどれかに当てはまると思います。

特徴
FAGAとは異なり軟毛化は起こらず、硬毛が抜ける
壮年期の女性に多い
最低半年以上かけてゆっくり脱毛する
原因
加齢
精神的ストレス
疲労
ダイエット
貧血
亜鉛欠乏
甲状腺疾患
薬による副作用

慢性びまん性休止期脱毛症

びまん性とは、特定の部位ではなく「全体に広がった」状態を表します。

なので、びまん性脱毛症とは全体的に毛髪が薄くなった状態と考えて頂ければよいと思います。

ですので、慢性びまん性休止期脱毛症は言葉を補って言い直すと、慢性的に頭部全体において休止期に入っている毛髪が多い状態を指します。

 

慢性びまん性休止期脱毛症は内臓疾患を原因とすることも多く、

その場合はその疾患を早期に治療することで回復することが可能となります。

特徴
特定の部位ではなく頭部全体の毛髪密度が低下する
FAGAとは異なり軟毛化は起こらず、硬毛が抜ける
内臓疾患が原因となりうる
原因
ダイエット
鉄欠乏性貧血
糖尿病
悪性腫瘍
慢性腎不全
肝機能障害
甲状腺機能低下症・亢進症

びまん性脱毛症

びまん性脱毛症は、ちょっとした大きなカテゴリーです。

上でも一度述べましたが、頭髪の一部ではなく全体が薄くなっていくのがびまん性脱毛症です。

 

なので、そのような特徴があれば上で紹介したFAGAや休止期脱毛症もこのカテゴリーに含まれます。

なお、FAGAと休止期脱毛症の他にも加齢による脱毛、生まれつきや若年層における薄毛もこの分類となり得ます。

特徴
全体的な毛髪の密度の低下
慢性に経過している
原因
加齢変化
FAGA
慢性休止期脱毛症
生まれつきの体質

円形脱毛症

円形脱毛症は、円形の脱毛斑が特徴的な脱毛症です。

また、様々な原因により引き起こされる自己免疫疾患の1つです。

※ちょっと専門的な話ですが、毛包の組織に対して自分自身のリンパ球が自己免疫反応という炎症反応を起こし、毛を作る組織がダメージをうけることで脱毛してしまいます。実際、円形脱毛の症状が起き始めた時には、周囲にリンパ球が多く集合していることが確認されています。

円形脱毛症には7種類の分類があります。

具体的には単発型・多発型・全頭型・汎発型・蛇行型・逆蛇行型・ADTAFSの7つです。

単発型: 円形の脱毛斑が1個見られる
多発型: 円形の脱毛斑が2個以上見られる
全頭型: 頭の毛全体が脱毛する
汎発型: 全身の毛が脱毛する
蛇行型: 生え際が帯状に脱毛する
逆蛇行型: 生え際は残るが頭頂部が脱毛する
ADTAFS: 急性に頭部全体に脱毛するがほどなく改善する

ちなみにADTAFSは“Acute Diffuse and Total Alopecia of the Female Scalp”の頭文字をとったものです。

めちゃくちゃ長いですねΣ(・∀・;)

直訳すると、急性に拡散する女性の頭部全体における脱毛、といったところでしょうか。

 

円形脱毛症は、なかなか個人で治療するというのは難しいので医療機関を受診するのが最善だと思われます。

特徴
境界のハッキリとした円形の脱毛斑が見られる
脱毛斑の周りの毛も引っ張ると簡単に抜けてしまう
抜けた髪の毛の毛根部が細くとがっている
原因
精神的ストレス
薬剤のアレルギー
ウイルス感染
頭皮の疾患
遺伝的要因

出産後(分娩後)脱毛症

妊娠中は女性ホルモン(エストロゲンやプロゲステロン)が増加しています。

その女性ホルモンの影響で妊娠中は髪の毛が抜けにくい状態となっています。

 

しかし、出産後女性ホルモンが通常の値まで減少するとそれまで抜けていなかった毛髪が一気に抜けてしまうことがあります。

このような妊娠から出産後までに起こる女性ホルモン量の変化による脱毛が出産後脱毛症です。

 

それまで抜けていなかった毛髪が抜けるだけなので、その後ヘアサイクルが元に戻れば特別な治療は必要ありません。

しかし父親がAGAの場合、出産後に生じる脱毛症をきっかけとして①のFAGAが進行することがあると報告されています。

また、出産に伴うストレスが薄毛の原因の場合は自然に治らないこともありますので、その際は対策をしたほうがよいです。

特徴
出産後に起こり、半年程で回復する
硬毛が抜ける
原因
妊娠による女性ホルモン増加と、出産後の女性ホルモン減少
毛成長抑制作用のある乳汁刺激ホルモンの増加
出産・出産後のストレス

牽引性脱毛症

牽引性脱毛症は髪の毛に物理的な引っ張る力が加わることで引き起こされます。

特に強い引っ張りだと思っていなくても、

毎日同じ髪型をしていると知らず知らずの内に負荷が蓄積し、

最終的に毛幹が破壊されてしまうこともあります。

 

ですのでヘアスタイルや髪の分け目などが常に同じ人は要注意です。

特徴
髪の分け目の毛髪が薄くなる
髪を束ねている部分の密度が小さくなる
切れ毛や枝毛が見られる
薄くなっている部分の毛髪でもしっかりしていて抜けにくい
原因
ポニーテールやヘアピンなど、毛根に負荷をかける髪型をしている

圧迫性脱毛症

牽引性のものと似ており、物理的な圧力が加わることで引き起こされます。

別名、機械的脱毛症とも呼ばれます。

 

具体的には、帽子やヘルメットなどを毎日着用しており、頭部を圧迫していることで血流が悪くなったりすることが原因です。

特徴
圧迫されている部分の毛髪が薄くなる
原因
帽子やヘルメットなどを長時間着用している

脂漏性脱毛症

脂漏性脱毛症とは、脂漏性皮膚炎に伴う脱毛のことです。

この皮膚炎の発症には頭皮に存在するマラセチアという真菌が深く関わっております。

 

なお、脂漏性脱毛症についてはこれまでにも当ブログでも詳しく取り扱ってきましたので、より詳しく知りたい方は下記の参考記事もご覧ください。

参考記事1: 脂漏性脱毛症に効果的!ケトコナゾール(ニゾラール)の作用機序を解説!

参考記事2: 頭皮の脂はハゲ(AGA)の原因になるのか?〜脂漏性脱毛症って?〜

 

脂漏性脱毛症はAGAと併発しやすく男性の方がなりやすい印象ですが、女性でも過剰な皮脂が分泌されている際には脂漏性皮膚炎になることがあるので要注意です。

対策はこのページでも後に取り上げますが、抗真菌薬を含んだシャンプーを使用することで改善が見込まれます。

特徴
頭皮が赤みを帯びる
ふけが多くなる
頭皮にかゆみや痛みがある
頭皮に炎症が起こっている
原因
整髪剤の過剰な使用
洗髪のしすぎ、洗髪剤のすすぎ残し
ホルモンバランスの乱れ
食生活の乱れ
睡眠不足

薬剤性脱毛症

薬剤性脱毛症は、その名の通り薬が原因となって起こる脱毛症です。

その中でも成長期脱毛と休止期脱毛を引き起こすものが存在します。

薬剤性成長期脱毛症

有名なものには、抗がん剤の副作用による脱毛が挙げられます。

抗がん剤は、細胞分裂が盛んであるという特徴をもつがん細胞を狙えるように作られているものが多いです。

 

しかし、毛を作る毛母細胞も細胞分裂が盛んであるという特徴をもちます。

そのため、抗がん剤が毛母細胞も攻撃してしまい脱毛が起こってしまいます。

成長が盛んなものが攻撃されるので成長期にある毛髪が抜けてしまい、故に成長期脱毛ということになります。

特徴
抗がん剤投与からあまり期間をあけず脱毛が起こる
抗がん剤の投与を終了すると毛髪が速やかに再生する
原因
抗がん剤

薬剤性休止期脱毛症

抗がん剤の他にもインターフェロン製剤など多くの薬剤で脱毛が確認されることがあります。

これら多くの薬剤で起こる可能性があるのは、成長期脱毛ではなく休止期脱毛です。

 

薬剤による休止期脱毛は薬の投与から脱毛症状が現れるまでの期間が長く、原因の特定が難しいという特徴があります。

特徴
軟毛化は起こらず、硬毛が抜ける
薬剤投与後脱毛が見られるまでの期間が長い
原因
ヘルペス治療薬
消炎鎮痛剤
インターフェロン製剤
血液凝固阻止剤
うつ病治療剤
高脂血症治療薬
痛風治療薬 など

自分がどのタイプの薄毛かわからない時はどうする?

以上、多くの薄毛のタイプがあることを見てきました。

しかし、特徴の欄を見てもイマイチ自分がどの薄毛のタイプに該当するかわからないんだけど・・・という方も多いかと思います。

では、そういう場合は適切な薄毛対策ができないのか?

というとそうとは限りません。

 

実は治療をするに当っては、大半の場合そこまで明確に薄毛の種類を区別する必要はないのです。

確かにものによっては特徴的な症状があったりして特定することができますし、治療法も他とは違うものがあります。

 

しかし、女性の薄毛には多くの種類があるものの

実は大半の種類では結局のところ治療法に差がないのです。

ですので、あまり細かく薄毛の種類を分類しても一番肝心な治療法を考える上ではあまり影響はありません。

 

では、具体的にどのタイプであればどういった治療法が有効であるかを考えてみたいと思います。

女性の薄毛タイプ別治療法

僕が考えるそれぞれの薄毛タイプ別の治療法は以下の通りです。

 

① FAGA・休止期脱毛症・びまん性脱毛症

育毛剤や栄養サプリメントなどの利用による治療が必要です。

→具体的な育毛剤などは【女性版】最強育毛ストラテジーでご紹介している集中治療セットをご参考にして頂ければと思います。

※ ただし、内臓疾患が原因の慢性びまん性休止期脱毛症が疑われる場合は例外で、その疾患を治療することで脱毛症の回復も見込まれます。

 

② 円形脱毛症

原因となる精神的ストレスなど複合的な問題の解消。

円形脱毛症に関しては薬を使った個人での治療は難しいので、医療機関の受診をおすすめいたします。

 

③ 出産後脱毛症

66.6 %の方では、出産後4~6ヶ月で自然に脱毛数が正常な量に戻ると報告されています。

ですので、半数以上の方では特別な対策は必要ないと考えられます。

しかし、父親が男性型脱毛症の場合は、出産後脱毛をきっかけとして薄毛が進行してしまうことがあるので、その際は①と同様の対策をしていくことになります。

 

④ 牽引性脱毛症・圧迫性脱毛症

原因となる牽引や圧迫をなくすことが最大の対策です。

具体的には定期的にヘアスタイルを変更したり、長時間の帽子やヘルメットの着用をやめる。

あるいは帽子やヘルメットのサイズを圧迫されないよう大きなサイズに変更する。

 

上記のようにして根本的な原因を取り除くことで自然に回復が見込まれます。

より早くに薄毛を解消したい場合は①と同様の対策をしていくことになります。

 

⑤ 脂漏性脱毛症

アゾール系抗真菌薬の配合されたシャンプー(+リンス)を使用する。

 

例えば、アゾール系抗真菌薬を配合したシャンプーとしてはミコナゾール硝酸塩を配合したコラージュフルフルネクストシャンプーがあります。

⑤ 薬剤性脱毛症

脱毛の原因となっている薬の服用を中止する。

服用を中止しても薄毛がなかなか改善しない場合は①と同様の対策をしていくことになります。

 

おそらく、①に該当する方が最も多いと思われますがFAGAと休止期脱毛症、びまん性脱毛症では特に治療法は変更する必要はないと思います。

例外的に慢性びまん性休止期脱毛症で、内臓疾患が原因と考えられる場合は内臓疾患そのものの治療が先決です。

 

ちなみに、①の3つについては変更する必要がないというか、現状ではあまり変更できるポイントがないと言った方が正しいかもしれません。

というのも、それらの脱毛症の原因が分子レベルではハッキリしていないものも多く、それぞれの脱毛症をピンポイントで狙えるような薬が存在しないからです。

 

ただ、そのような未解明な部分が多い状況ではありますが、効果のある治療法というものは着実に見つかってきています。

そして、【女性版】最強育毛ストラテジーで提案しているそれら信頼性の高い治療法を取り入れた集中治療セットを使用することで、多くの女性が薄毛を解消可能だと考えられます。

最後に

いかがだったでしょうか?

あまりに多くの薄毛の種類があり、

また、中には区分が明確ではなかったり場合によっては同時に引き起こされたり・・・

とかなり複雑だったと思います(´・ω・`)

 

ただ、最後の方でも述べていますが

明確に区分する必要のある薄毛の種類は少ないです。

また、明確に区分すべきものについては違いがわかりやすいので、どういう治療をすべきか?

という点に関しては意外とシンプルです。

 

そして、それら違いが明確でない女性の薄毛を改善するために考案したのが【女性版】最強育毛ストラテジーで提案している治療セットですので、ぜひ参考にして頂ければと思います(`・ω・´)ゞ

 

 

 

参考文献

「専門医が徹底解説!女性の薄毛解消読本」 著者: 元神賢太
「薄毛の科学」 監修: 板見智

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